2020.10.17 14:27 更新
2020.10.17 取材
本日のコレオシは、先日正式発表されたAMDの最新デスクトップPC向けCPU「Ryzen 5000」シリーズが主役。正式発表により明らかとなったスペックや性能にまつわる思いの丈を、各ショップの店員に聞いてみた。
「まさに、『待望』という言葉がぴったり。発表当日は、朝からソワソワ。期待通り、いい製品に仕上がってきました。やはり、CCXの構成が4コア/L3キャッシュ16MBから、8コア/L3キャッシュ32MBになった点は大きい。ゲーミング性能も上がっていますし、シングルスレッド性能も『Core i9-10900K』より速い。まさに現時点では最高のCPUで、個人的にも『Ryzen 9 5950X』の購入決定です」(ショップ店員)
「ショップとしては売れるのが分かっているありがたい製品。在庫の心配をすればいいだけですが、ウワサによると初回流通量はそれなりに確保されているようです。11月の発売が今から待ち遠しいですね」(大手ショップ店員)
「Intelと違ってソケットも変更ないですし、マザーボードがBIOSのアップデートだけで使えるのは大きいです。AMD X570やAMD B550チップセットマザーボードを持っている人は欲しくなっちゃいますね」(ショップ店員)
「『Ryzen 9 5950X』のクロック(4.9GHz)を見て、なぜ5GHzにしないんだ!と思いました。しかし、おそらく将来発売されるであろう『Ryzen 9 5950XT』用にあえて4.9GHzなんだと思うようにします」(大手ショップ店員)
「正直なところ、第3世代Ryzenを使っている人は、今回は見送りでもいいかな。それ以前の世代であれば、すぐに買い替えをオススメします。AMD B550とRyzen 7 5800Xが価格も手頃で人気の組み合わせになりそうです」(大手ショップ店員)
「Intelも悪くはないのですが、やはりAMD環境の場合はリード7,000MB/secクラスのSSDが使えるのが大きい。PCが劇的に速くなりますから」(ストレージ担当店員)
「グラフィックスカードはGeForceの新型が出揃つつありますし、『Radeon RX 6000』シリーズも出てきます。年末に向けてPCを組むには最高のパーツがズラリと揃いますね」(グラフィックスカード担当店員)
「やっぱり発売直後の一番人気は『Ryzen 9 5950X』でしょう。その後は『Ryzen 9 5900X』と『Ryzen 7 5800X』あたりかな。第3世代Ryzenの一部モデルも併売となるため、AMDは全体的に隙のないラインナップが完成します」(ショップ店員)
「Ryzenにばかり注目が集まっていますが、『Radeon RX 6000』シリーズのチラ見せに驚きました。『GeForce RTX 3080』に迫るあのパフォーマンス。Radeon派の私としては、発売前の今が一番幸せな時なのですが、今回ばかりは実際の製品にもかなり期待していますよ」(グラフィックスカード担当店員)
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
AMD: https://www.amd.com/ja/