2020.11.02 11:12 更新
2020.11.02 取材
FLIR Systemsのサーモグラフィカメラを使った接写が可能になる、専用の接写レンズ「LW-ML00」が家電のケンちゃんで販売されている。サークル「AtelierErrer」による同人ハードウェアで、価格は税抜24,000円。
FLIR Systemsのサーモグラフィカメラ「FLIR Ex」シリーズに対応する接写レンズという、ややニッチな同人ハードウェアが登場。レーザーフォーカスレンズを使用した専用のレンズユニットで、カメラに取り付けることで最小焦点距離を通常の50cmから2cmまで短縮できる。
対応機種は、「FLIR Ex」シリーズの「E4/E5/E6/E8」。レンズユニットをサーモグラフィカメラのレンズ部の凹みにはめ込んで装着、サーマルモードを使用した接写が可能になる。なお、それ以外のモードでは使用できない。
装着することで、接写により基板のパーツを視認できるほど接近して撮影可能。通常の状態ではパーツレベルを視認することはできない |
また、家電のケンちゃんでは、店頭にレンズユニットのサンプルを用意。「所有の『FLIR Ex』シリーズを持参してもらえれば、実際にその場で装着して試用できる」とのこと。
取り付けはレンズ部の凹みにはめ込むだけ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926