2020.12.16 00:00 更新
2020.12.16 取材
【第69回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、閉店直前の思い出作りを兼ねて、ずっとお馴染みだったファミレスの「ジョナサン 妻恋坂店」に行ってきました。
今年は新型コロナの影響もあって、アキバでも色んな飲食店の閉店のニュースが流れました。中にはだいぶ以前から営業してきた古株なお店もあったのですが、妻恋坂の交差点にあった「ジョナサン 妻恋坂店」もその一つ。周辺をオフィスに囲まれているのもあって、ランチミーティングに使ったり、残業で遅くなった時にお世話になったという人も多いでしょう。
このお店の場合、正確には業態転換ということになるのでしょうが、かなり以前からこの場所に存在していたこともあり、残念がる声があちこちで聞かれました。アキバ歴の長いウチの編集長も「自分がアキバに出入りする前からあったと思う」などと言っているあたり、何年前からあったのやら。あまり周辺にショップなどはないエリアですが、アキバに縁がある人にとって、あそこは“ジョナサンの場所”だったんですよね。
さてそんなことを考えながら、営業最終日に久しぶりに来店。以前からよく食べていた「ビーフシチューオムライス」を注文しました。お値段は税込1,099円。自宅最寄りのジョナサンでも結構な頻度で食べていましたが、そういえば最寄りのジョナサンも少し前に閉店しちゃってますね・・・。
まぁそんな話はさておき、このオムライスが結構美味しいんですよ。タマネギや香味野菜、赤ワインでじっくり煮込んだビーフシチューがかかっていて、卵の柔らかい食感もグッド。さらに隠し味に醤油を使っているという話を、以前テレビか何かで見たような気がします。あっという間に完食、ごちそうさまでした。
そして定番デザートのフレンチトーストも追加して、コーヒー(ドリンクバー)でも飲みながらさらに一服しよう・・・といきたいところですが、合計2,000円近くになってしまいそうなので断念。電源もWi-Fiも使えて、食欲が続く限り注文・長居したくなってしまうのは、ファミレスの魔力でしょうか。
ちなみに12月11日で閉店した「ジョナサン 妻恋坂店」は、同じすかいらーくグループの「むさしの森珈琲 末広町店」として1月23日にリニューアルします。広くゆったりした店内は変わりませんし、また一休みに立ち寄りたいですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ジョナサン: https://www.skylark.co.jp/jonathan/