2020.12.23 00:00 更新
2020.12.23 取材
自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、なんと30もの機能をカードサイズに凝縮したマルチツール「PockeTool2.0」を見ていきましょう。
色んな機能を1つに詰め込んだマルチツール、いわゆる十徳ナイフなどに代表される便利アイテムが今回のテーマです。極まったインドア派でアウトドア志向などは薬にしたくとも出てこない人間ですが、どうしてかこの手のガジェットを見ると、ワクワクしてしまうんですね。
今回そんな気分にさせてくれたのが、現在Makuakeで先行販売が行われている「PockeTool2.0(ポケツール2.0)」。メチャクチャ小さいにも関わらず、なんと30もの機能が詰まっているというから驚き。初日で早々に目標額の500%を達成し、現時点では約3,600%に達しています。
繰り返しになりますが、まず感激したのはこのサイズ感。たいていマルチツールと言えば、機能が多ければ多いほど大きくゴツめになっていくもの。それが折りたためばクレジットカードサイズ、重さもわずか90gしかありません。そこに30の機能が凝縮されているなんて、マジで?と思ってしまいます。
それで気になる機能はというと、アウトドアナイフやノコギリ、ワイヤーカッターといった“切る系”はしっかりカバー。さらにプラス・マイナスドライバーや六角レンチ10種、多目的レンチといった“回す系”、定規や分度器などの“測る系”、加えて栓抜きや釘抜きに至るまで、何でもござれ。
別売りのストライカーを組み合わせればファイヤースターター(火起こし)として使えますし、耐荷重10kgのプーリー(滑車)になる点も珍しい。さすが「無人島制覇」という謳い文句は伊達じゃありません。
本体素材には、サビに強く壊れにくい、頑丈な420ステンレス鋼を採用。日常生活で水に触れたりといったシチュエーションはもちろん、アウトドアでもタフに使えます。ストーンウォッシュ仕上げの表面がまたカッコいいのですが、そのおかげで手に馴染みやすく、使用中に滑りにくいというメリットもアリ。展開するといい具合のサイズになるので、使いにくさも感じません。
なんだかとりあえず1つ持っておけば、どこかで役に立ちそうな予感。緊急時にサッと取り出せば、ヒーローになれること請け合いですね。万が一の災害時にも活躍してくれそうです。
そんな「PockeTool2.0」のプロジェクトは、2021年1月29日まで。一般販売価格は税込6,980円だそうですが、早割で29%オフの税込4,980円から購入可能。複数個セット買いの場合は、さらに割り引きが加速します。どうやら2021年3月末までには手元にやってくるようですね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Makuake: https://www.makuake.com/