2020.12.29 12:00 更新
2020.12.29 取材
【第70回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、しゃぶ肉たっぷりな“肉めし屋の油そば”を堪能すべく「秋葉原 岡むら屋」に行ってきます。
すっかり木枯らしが身にしみる季節になりました。こんな時は、やっぱり肉。肉をたっぷり食べて元気を取り戻すしかありません。真夏でも似たようなことを言っていたような気がしますが、それはさておき。リーズナブルにお肉成分を補給できて、帰り道の立ち寄りにちょうどいい「秋葉原 岡むら屋」にお邪魔しようと思います。
岡むら屋といえば肉めしでお馴染みのお店ですが、先月からグランドメニューに油そばが追加されています。その名も“肉めし屋の油そば”。トロ牛肉を使った「肉油そば」にしようかと迷いつつ、今回はしゃぶ肉がたっぷり載った「しゃぶ油そば」(990円)を食べることに。ちょうどお腹が減っていたので、麺大盛りとアタマの大盛り(両方100円)をプラスして、お会計は税込1,190円でした。
「麺は少し時間がかかります」という説明でしたが、それでも10分待ったかどうか。期待の「しゃぶ油そば」が目の前にやってきました。さすがアタマ(肉)の大盛りを追加しているだけに、圧倒的な肉の量!これは食べごたえがありそうです。
濃厚な醤油だれがかかった肉がまた、食欲をそそる味わい。おそらく「牛しゃぶめし」で使われているしゃぶ肉なんでしょう。香るほどコショウが効いていて、やや粗めに挽いてあるニンニクとの組み合わせがガツンときますね。ネギやキャベツ、もやしといった野菜類も結構な量が入っているので、食べ飽きることはありません。
そしてセパレータを使って分離した卵黄を麺に投入、かき混ぜたそれらを肉で巻いて、どんどん食べていきます。卵を入れると味がだいぶマイルドになるので、今回はラー油をかなり多めに入れて調整。パンチの効いた肉と真っ向勝負、かなりの量があるのにまったく飽きずに食べ切れました。これはいい油そば、アキバ民にもウケのいいメニューじゃないでしょうか。私もリピーターになってしまいそうです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
岡むら屋: https://www.arclandservice.co.jp/okamuraya/