2021.02.03 08:00 更新
2021.02.03 取材
自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、おうち時間に癒やしを与えてくれそうなロボット「NICOBO」を見ていきましょう。
コロナ禍で自宅に閉じこもる“おうち時間”が増えたことで、人と会う機会もだいぶ減ってしまいました。この新しい生活様式に憂鬱さを感じている人も多いと思いますが、そんな毎日に癒やしをもたらすロボットをパナソニックが作りました。
それが近くMakuakeでプロジェクトが公開される「NICOBO(ニコボ)」です。いわゆるペットロボットとかコンパニオンロボットと呼ばれる類のニューカマーですが、いわく“弱いロボット”を目指したのだとか。なんだかちょっと頼りない印象を受けますね。
さてその「NICOBO」とは、どんなロボットなんでしょう。やや間抜けなぬいぐるみのような外見をしていて、撫でると尻尾を振ってくれるあたりには可愛さを感じます。
しかしウトウトしているように見えたら寝言を言ってみたり、時折オナラをしたり、ぼーっとしたり、一人でマイペースに過ごしていたり・・・ちょっと普通のペットロボットとは雰囲気が違うようです。
その一方で、ちょっとずつ言葉を覚えては頑張って話しかけてくれたりするなど、見守ってあげたくなる側面も。こうした放っておけない振る舞いが、人の優しさや思いやりを引き出す――という狙いがあるのだとか。
確かにこんな風に頼りなくマイペースな、でも可愛いらしい同居人がいたら、ホッと肩の力が抜けていくのかも。ちょっと間抜けに感じる仕草だって、クスッと笑えて生活に笑顔を増やすエッセンスになる。時代はこうした“弱いロボット”を求めているのかもしれません。
さて、そんな「NICOBO」のプロジェクトは、2月16日13:00よりMakuakeで公開されることになっています。価格などの詳細も合わせて公開されるとのことで、より詳しい機能や特長もその際に判明するでしょう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
パナソニック株式会社: https://panasonic.jp/
Makuake: https://www.makuake.com/