2021.02.11 12:00 更新
2021.02.11 取材
エムエスアイコンピュータージャパンから、Intel第11世代プロセッサに対応する、Intel Z590チップセット搭載マザーボード3モデルが登場。明日12日(金)から販売がスタートする。
Intelの第11世代プロセッサに対応する、Z590チップセット搭載マザーボードの販売がいよいよスタートする。MSIからは合計で12モデルが発表されているが、今回発売されるのは「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」「MPG Z590 GAMING FORCE」「Z590 A-PRO」の3モデル。すでに一部ショップへの入荷を確認。明日12日(金)の開店時より一斉に販売が始まる。12日(金)から販売を予定しているのは、パソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.など。
なお、2021年第1四半期中に登場とされているIntel第11世代プロセッサだが、具体的な販売日時は未定。しばらくの間は、現行の第10世代で運用するか、第11世代の登場を待つしかない状況だ。
MSIの人気シリーズ「CARBON」からは、「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」が登場。基板やヒートシンクは伝統のカーボン調にしつつブラックをベースとした落ち着いたデザイン。
16+2+1フェーズ電源回路採用で負荷のかかるゲーミングシーンでも安定した動作を実現するほか、ヒートパイプ付きの大型MOSFETヒートシンクやM.2 Shield Frozrと一体型の大型チップセットヒートシンクが目を引くデザインになっている。また、オンボードでIntel 2.5G LAN+Wi-Fi 6Eをサポートし高速なネットワーク環境を構築できる。
今回のZ590搭載マザーボード世代で初登場となるのが「MPG Z590 GAMING FORCE」だ。基板はブラックながら、大型MOSFETヒートシンクや大型チップセットヒートシンクなど随所にパープルカラーを採用。他社を含めマザーボードのカラーリングとしては非常に珍しいが、実物を見た率直な感想は「かなりカッコいい」(販売ショップ)。
スペック面では16+2+1フェーズ電源回路採用やM.2 Shield Frozrを3基搭載など、上位の「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」と変わらず。ネットワークはWi-Fi 6E対応が省かれIntel 2.5G LANのみとなっている。
オフィス用途向けルとしてスペックを限定し、価格を抑えたコストパフォーマンスモデルが「Z590 A-PROE」だ。12フェーズ60A Dr.MOSの電源回路を採用するほか、M.2 Shield FrozrやIntel 2.5GLANを備えるなど基本仕様は揃っている。6コアのCore i5クラスと相性がよさそうな1枚だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/