2021.03.09 20:00 更新
2021.03.07 取材
エルミタ編集部が気になったことを、オンラインで聞く「○分で聞いた」。今回は、今年1月に株式会社サイコム(本社:埼玉県八潮市)から登場した、国内初のNVIDIA GeForce RTX 3090/3080水冷モデルについて、その生みの親であるプロダクトマネージャー山田 正太郎氏に約30分で話を聞いてみた。
今回オンラインインタビューに応じてくれたのは、サイコムのプロダクトマネージャー山田 正太郎氏。Asetek協力のもと、2013年に登場したNVIDIA GeForce GTX 680の水冷モデル「G-Master Hydro-GK」を皮切りに、その後全ての「G-Master Hydro」シリーズを手掛けたまさにキーマンとなる人物だ。
これまで同様、GeForce RTX 30シリーズの水冷化でも中心となり指揮を取った、サイコムのプロダクトマネージャー山田 正太郎氏 |
GeForce RTX 20シリーズまでは、ブロワーファンモデルをベースにしていたサイコム。ただし、GeForce RTX 3090/3080では発熱の問題でブロワーファンモデルはほとんど存在していない。そこで、3連ファンクーラーモデルを使用することにしたという |
120mmラジエターを採用するAsetek「740GN」でももちろんチェックは実施したものの、冷却性能が不足してしまった |
「Hybrid GFX 240mm LCS」では、ラジエターだけでなく、チューブやファンコネクタにも注文をつけているという |
Asetekでもサイコムの独自性を評価。メーカーサイトでは国内で唯一GeForce RTX 30シリーズの水冷モデルを紹介している | サンプルが届いてからは毎日のように防音設備の整ったスタジオに通い、ノイズや冷却性能をチェックしていたという |