「TWIN FROZR 7」を採用する数量限定モデル

グラフィックスカードの深刻な品薄が続く中、最近増えつつある旧世代のGPUを採用する復刻版がMSIから登場した。搭載GPUはRDNAアーキテクチャ採用GPU「Radeon RX 5500 XT」。ミドルレンジクラスのRadeon採用グラフィックスカードは在庫がないため、旧モデルとはいえ貴重な製品となっている。

入荷は今回限りのスポット品。今のところ在庫はあるようだが、連日売れているようなので気になる人は買っておいた方がいい

販売ショップによると「価格も高めに設定されているため大人気というわけではないですが、毎日コンスタントに売れていきます」とのこと。また「フルHD（1,920×1,080ドット）クラスのPCゲームなら十分なパフォーマンスを発揮するので、とりあえず買っておこうというお客さんも多い」という。

日本未発売だった「TWIN FROZR 7」を採用する限定モデル「Radeon RX 5500 XT GAMING X 8G J」

VGAクーラーには「トルクスファン 3.0」と密集型ヒートパイプを組み合わせたオリジナルモデル「TWIN FROZR 7」を採用。60℃以下の低負荷時にファンを停止させることで騒音を低減する「Zero Frozr」機能に対応するほか、背面には基板の歪みを防止するバックプレートを備える。

主なスペックは、ベースクロック1,685MHz、ゲームクロック1,737MHz、ブーストクロック1,845MHz、メモリクロック14Gbps、メモリバス幅128bitで、メモリはGDDR6 8GB。出力インターフェイスはHDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、補助電源コネクタは8pin×1で、カードサイズは247×128×47mm。販売しているのは、ドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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