2021.04.22 12:04 更新
2021.04.22 取材
イヤホン・ヘッドホン専門店の「e☆イヤホン秋葉原店」が中央通りに移転リニューアル。本日より、一棟丸ごと同店のフロアで構成される「e☆イヤホン秋葉原店本館」として営業を開始した。アキバの一角に出現した新しい“オーディオの塔”の内部をチェックしてみよう。
2011年のアキバ進出以来、移転・増床など拡大を続けてきたイヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンが、中央通りに新店舗をオープン。フロア面積ではe☆イヤホン最大という「e☆イヤホン秋葉原店本館」が誕生した。
所在地は、かつてリバティー8号店・フィギュア・ホビー館が営業していた場所。同社社長の大井氏によれば、特に路面店にこだわっていたわけではなく「当初はジャンル別に複数店舗をオープンしようと計画していたところ、ちょうど条件の良い空き物件が見つかった」のだとか。新店舗は全6フロア構成で、小物を含む取り扱いアイテムは実に25,000以上。5,000機種以上のイヤホン・ヘッドホン、DAPやスピーカーに至るまでを自由に試すことができる。
e☆イヤホンを運営する、株式会社タイムマシン 代表取締役社長の大井氏 |
また、一棟丸ごと複数フロアの店舗になったことで、これまで店舗内でエリアごとに展開していた製品のジャンル分けが容易になった。ユーザーにとっても、自分の欲しいアイテムがより探しやすくなるというわけだ。
開店準備が進められていた、前日のエントランスの様子。入り口には珍しいイヤホンの自販機も設置されている |
1階は完全ワイヤレスタイプを中心としたワイヤレスイヤホンを取り扱う「ワイヤレス」のフロア |
入ってすぐの1階は「ワイヤレス」のフロア。昨今のトレンドになっている完全ワイヤレスイヤホンのほか、コロナ禍の前後で10倍売れるようになったという骨伝導イヤホン、さらにワイヤレスヘッドホンに至るまで。ワイヤレス製品が集められている。
ライトユーザーにも需要の高いワイヤレスイヤホン、高級機種も並ぶワイヤレスヘッドホンなど。どれも基本的には、スタッフに声をかける必要なく自由に試せる |
2階は用途別にお好みを探せる「ライフスタイル」のフロア |
2階に上がると、そこは用途やジャンル別にイヤホン・ヘッドホン製品を探せる「ライフスタイル」フロアだ。「用途に合わせて靴を履き替えるように、イヤホンやヘッドホンを付け替える時代になった」とは大井社長の談。映画鑑賞に向いたヘッドホンからスポーツ向けモデル、スタジオモニター用ヘッドホン、さらにコロナ禍前後で売り上げが14倍になったというゲーミングイヤホン・ヘッドセットまで。自分が使いたいシーンにマッチした製品を選ぶことができる。
分かりやすく区別された用途別のオーディオ製品。テレワーク向け製品やサラウンドスピーカーといったアイテムもこのフロアで取り扱う |
アキバでは特に人気というゲーミング向け製品も充実。もちろん高い製品ばかりではなく、安価な製品は640円から販売されている |
マニア垂涎の高級オーディオ製品は3階の「オーディオ」フロアでチェック |