2021.05.20 11:00 更新
2021.05.20 取材
【第71回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、麻婆豆腐とご飯が格安で食べ放題というランチを目当てに「ドラミ酒場」に行ってきます。
おっと、もうこんな時間。急がないとランチが終わっちゃうぞ・・・と、昭和通り口を出てやや急ぎ足で向かった先は「ドラミ酒場」。何やら黄色い猫型ロボットを想像してしまう名前ですが、その意味するところはひとまず置いておくことにして。今日のお目当ては、近隣のサラリーマンにメチャ人気という格安ランチです。本物と同じく、“アキバのド○ミちゃん”もかなり有能らしいんですよ。
ランチのラストオーダー寸前に滑り込むように来店、時間帯のせいか先客は数人です。さて早速に、その名も「ドラミ定食」をいただくことにしましょう・・・と席につくや、「すぐ定食ご用意しますね~」の声。そのまま1分足らずの間に、定食が目の前にやってきました。早すぎる!
そう、ここのランチメニューは、この「ドラミ定食」のみ。色いろ選べるのも楽しいですが、こういうシンプルなシステムっていいですよね。麻婆豆腐メインの定食で、ご飯と卵スープ、焼き小籠包がセットに。お値段は税込650円です。
そしてまず最初に理解しておきたいのですが、この定食、なんと麻婆豆腐とご飯が食べ放題なんです。ご飯とスープならともかく、定食の“主成分”である麻婆豆腐とご飯がいくらでも食べられるなんて・・・こりゃサラリーマンに人気なわけです。
その麻婆豆腐はちょっと辛そうに見えますが、やや辛いものが苦手な私でも全然OKでした。あとからピリリとくるほどよい辛さと、プルプルした豆腐の食感が実にご飯に合う!ご飯もふっくらちょうどよく、麻婆豆腐のオンライスがはかどります。しかもこれらが食べ放題ですからね・・・ホントにこんなお値段でいいんでしょうか。
正直麻婆豆腐とご飯だけでも満足度が高いのですが、付け合せの焼き小籠包がまた美味しい。箸を入れると、ジュワッと溢れ出る肉汁。店内のPOPに「かぶりつき注意!」とある通り、まず肉汁をすすり飲んでから注意して食べる必要があります。テーブルに置いてある黒酢はお好みで。さすが居酒屋営業時の看板メニュー、なんだかビールが欲しくなりますね。
さてそんな「ドラミ酒場」ですが、現在は緊急事態宣言が発出されていることもあり、夜の居酒屋営業は休業中。11:30~14:00まで(ラストオーダー13:50)のランチタイムのみ営業しています。なお、何度も往復するであろうおかわりコーナーに向かう際は、マスクの着用を忘れずに。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一