2021.06.17 11:45 更新
2021.06.17 取材
【第75回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、美味しすぎるとんかつが名物のカツカレー店「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」に行ってきます。
アキバの中心からちょいと外れた昌平橋通り沿いに、とんかつの名店がやってきました。お店の看板としてはカツカレーのお店なのですが、とにかくとんかつが美味しい!5月末にオープンした「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」のことです。「とんかつ檍(あおき)」の別業態として、このコロナ禍にあって都内を中心に多くの新規出店を仕掛けているという、勢いのあるお店でもあります。
メニューは本来の主力であるカツカレーと、とんかつ檍譲りのとんかつ定食系を合わせた2本柱。カツカレーを食べに来たのに、気がついたらとんかつを食べていた・・・という声もよく聞かれるように、定食も大人気です。実は今回のお目当てもとんかつで、迷わず「上ロースかつ定食」を注文しました。オーダーは入り口の券売機で食券を購入するスタイルです。
なおライス大盛りをプラスしたお値段は、税込1,600円とお高め。近傍には同じくとんかつの名店として名高い某○五がありますが、そちらに比べれば(まだしも)リーズナブルと言えるでしょうか。この手の絶品とんかつを毎週当たり前に食べられるようになりたいなぁなどと、カウンター席に案内されながら考える次第でありました。
さてそんな秘めた野望はさておき、ディナータイム真っ最中の来店だったため、店内はほぼ満席。チラチラと皆さんの手元を眺めてみると、どうやらとんかつ定食を食べている人が多数派のようです。そして偵察しながら待つこと15分ほど、お待ちかねの「上ロースかつ定食」がやってきました。
ちなみに定食はすべてご飯と豚汁、お新香付き。健康なSPF豚肉を使ったボリュームたっぷりのとんかつは、眺めているだけでムクムク食欲が湧いてきます。衣には糖分の入った高級パン粉を使用することで、サクサクした食感に仕上げているのだとか。やはり眺めているだけで(以下略)。
さて早速とんかつにかぶりつくわけですが、お店でオススメされているのが岩塩を使った食べ方。席には複数種類の岩塩が用意されていて、その中でも一番人気が太古の“ピュアな海水”から生成されているという「ヒマラヤ岩塩ナマック」です。これを肉の表面に振りかけて食べると、肉本来の旨味が存分に味わえるという次第。
この岩塩がまた、柔らかい肉と脂の甘みを引き立ててくれて、絶品なわけです。肉のジューシーさと相まって、サクッと噛んだらシュワッと溶けるような味わい。いつもはソースをたっぷりかける派なのですが、今回は岩塩のみ。シャキシャキの千切りキャベツとお新香でリセットをかけつつ、次も岩塩でいこうと心に決めるのでした。
そんな「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ 秋葉原店」の営業時間は、ランチが11:00~15:00、ディナーは17:00~20:00まで。ラストオーダーは19:30です。なお、日曜日は当面ランチ営業のみ。本来のディナー営業は21:00までなので、早くゆっくり食べられるようになるといいですね。
ちなみにランチタイムは、ボリュームを170gに抑えたお買い得メニューの「ロースかつランチ定食」が税込1,200円で食べられますよ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一