2021.07.15 11:30 更新
2021.07.15 取材
【第78回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、ボリューミーで美味なカツカレーを目当てに「とんかつ福与志」に行ってきます。
先週は胃腸をやられてコーナーをお休みしていた取材担当ですが、体調が戻ってくると容赦なくお腹がすいてきます。今回は、昭和通り方面でとんかつの名店として知られている「とんかつ福与志」にレッツゴー、ガッツリお昼ご飯を堪能することに。以前はもうちょっと遠くにあったお店ですが、数年前にいまの場所に移転して以来、だいぶ通いやすくなりました。
来店は14時半くらい、もうすぐ営業終了というタイミングです。お店の外観こそ、うっかりすると普通の民家と勘違いしてしまいそうな佇まいですが、この時間でも席はほぼお客さんで埋まっていました。ちなみに人気メニューは名物の「かつカレー」で、それを目当てにリピーターになる人も多数。実際周りを観察すると、ほとんどの人が「かつカレー」を食べているという。席につくと、こちらもやはり「かつカレー」(900円)を注文。大盛りをプラスしたので、お会計は税込1,050円でした。
そのまま10分待ったかどうか。目の前にボリュームたっぷりな「かつカレー」がやってきました。ちなみにカツカレーとくれば、大抵はルーのかかったカレーライスにカツが載っているイメージですが、このお店ではカツもどっぷりルーに浸っているという独特なスタイル。一緒に千切りキャベツと福神漬けも盛り付けられています。
そして出来たてとあって、カツもカレーもアツアツ。それなりに深さのある皿に盛ってあるので、温度はそう簡単に下がりません。(大盛りは)見た目以上に量もあり、お腹がペコペコでもかなり満足できるはずです。
味はコクのある日本風カレーといった感じで、辛さはほとんどありません。ほんのり酸味もあり、夏場は特に食が進みます。厚みが十分にあるトンカツはサイズも大きく、実に食べごたえアリ。付け合せのみそ汁でちょくちょくリセットしつつ、飽きることなく食べ切れます。これは夏バテする前に、ぜひ再訪したいですね。
さて、そんな「とんかつ福与志」の営業時間は11:00~15:00と、ランチ営業のみ。日曜・祝日と第1土曜日は定休日です。サービスデーの土曜日は名物の「かつカレー」がお得に食べられるので、特に狙い目ですよ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一