2021.08.15 00:05 更新
2021.08.14 取材
12日(木)より販売がスタートしたAMDの最新GPU「Radeon RX 6600 XT」搭載グラフィックスカード。5万円台から購入できる久々のミドルレンジ向けとあって、初回の滑りだしは好調のようだ。
一方で「ワットパフォーマンスが優秀。マイニング効率が非常に高いGPU」という点から、一部では早くも話題になっているようだ。週末には実際に”大量購入者”が現れたそうで、とあるショップでは、16個をまとめ買い(会計は約97万円)。さらに別のショップでも17個を一気に購入して行ったという。
趣味でマイニングを楽しむというある店員に聞くと「ハッシュレート自体はGeForce RTX 3080の3分の1程度ですが、ワットパフォーマンスは4分の1に抑えられます。安いモデルならGeForce RTX 3080の価格(約17万円)で3枚購入できる計算。枚数は必要になりますが、設置スペースに問題がないという人ならRadeon RX 6600 XTは魅力的なカード」と語る。
今のところ在庫に問題はないようだが、マイナー達に狙われる存在になってしまうのだろうか。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi