2021.09.09 12:00 更新
2021.09.09 取材
【第86回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、オーソドックスで美味な洋食を食べるため「洋食工房 ジェンコ」に行ってきます。
いつも取材はもっぱら中央通り界隈なのですが、ここ最近は昭和通り方面のディナーでシメることが増えています。今回立ち寄ったのは、ランチ時には近傍のサラリーマンで賑わう「洋食工房 ジェンコ」。これぞ街の洋食屋さんという感じのオーソドックスな洋食が味わえる、路地裏の名店ですね。
ちょうどその日は終日雨模様で、人通りもまばら。足早に昭和通りを渡り、20席にも満たないくらいの小さなフロアにお邪魔します。閉店が近い時間帯だったこともあり、先客はテーブル席の1組のみ。ワンオペ中だったご店主に声をかけて、「ハンバーグ&メンチカツ」のハンバーグセットをオーダーしました。
・・・もちろん優柔不断な自分がこんなにスムーズに注文できたはずはなく、メンチカツと唐揚げのどっちにしようか、付け合せに散々迷った末のことでありました。なお、お会計は税込900円です。
そのまま席で待つこと15分以上、先客がいたので少々時間がかかった感じですね。「ハンバーグ&メンチカツ」が運ばれてきた時には、もうお腹がペコペコでした。プレートにはハンバーグとメンチカツ、さらにサラダとキャベツが盛り付けてあります。ライスとスープもセットになっていて、実にオーソドックスな洋食の佇まい。そう、こういうのがいいんですよ。
さて、早速見た目からして美味そうな、看板メニューのハンバーグから。洋食らしく箸でカットしてかぶりつくと、肉の旨味がしっかり感じられて幸せに。実に丁寧に作られているハンバーグで、それを引き立てるデミグラスソースもさすがの味わいです。毎日食べても飽きませんね。
そしてセットのメンチカツがまた、いい揚げ加減で美味しい。サクッと衣を破ると、適度に肉汁を含んだ挽肉の味が口の中に広がります。味の濃さは控えめになっていて、適量のソースをかけてちょうどいい感じ。さらにライスもふっくら美味しいので、時間を意識しなくともあっという間に平らげてしまいました。ごちそうさまです。
さて、そんな「洋食工房 ジェンコ」の営業時間は、ランチが11:00~15:00、ディナーは18:00~20:30まで。土日・祝日が定休日です。ただし緊急事態宣言下ということで、当面は20:00閉店(L.O 19:30)になっていますよ。
文: 編集部 絵踏 一