2021.09.30 21:18 更新
2021.09.30 取材
「東京ゲームショウ2021幕張メッセ会場」内ブースにて展示を行ったASUSは、まもなく国内発売が開始されるミニLED採用の144Hz対応32型4Kゲーミング液晶ディスプレイ「PG32UQX」を披露した。
今年はオンラインに加え、プレスおよびインフルエンサー向けに「幕張メッセ会場」での展示も行われた「東京ゲームショウ2021」。その「幕張メッセ会場」にて、ASUSは国内では初披露となるリフレッシュレート144Hz対応の32型4Kゲーミング液晶ディスプレイ「PG32UQX」を持ち込んだ。
IPSパネルを採用するASUS「PG32UQX」。斜めからでもほとんど色味が変わらず、鮮明に表示できる |
バックライトには1,152ゾーンのローカル調光に対応するミニLEDを採用。これにより最高1,400nitの高輝度表示が可能となり、ゲーム内の街灯や銃口の光などのわずかな明かりも逃さずリアルに再現することができるという。
ベゼル下中央にあるLCDは、ソフトウェアで表示する画像を変更できる |
また量子ドット技術によりDCI-P3 98%、sRGB 160%の広色域表示に対応。さらにハイダイナミックレンジはDisplayHDR 1400をサポートし、鮮明かつ白飛びや黒つぶれのない映像表現が可能だ。
その他スペックは液晶パネルがIPS方式、コントラスト比1,000:1(HDR最大400,000:1)、応答速度4ms、視野角は水平/垂直178°、表示色約10億7,370万色。同期技術はNVIDIA G-Sync Ultimateに対応し、入力インターフェイスはHDMI2.0x3、DisplayPort1.4×1。なおベゼル下の中央にはロゴ画像などを表示できるLCDを、背面部分には「AURA Sync」対応のイルミネーション機能を備える。
順調なら国内発売は10月中には開始され、価格は税込で30万円を超える予定。また今回実機の展示はなかったが、標準LEDバックライトを採用する144Hz対応32型4Kゲーミング液晶ディスプレイ「PG32UQ」も順調なら11月中には発売開始。価格は税込10万円台半ばを想定しているとのこと。
またASUSブース、および隣接して出展をしていたIKEAブースでは、今年4月に国内発売が開始されたコラボレーション家具を使用したゲーミングシステムのデモが展示されていたので、画像で簡単に紹介していこう。
こちらはASUSブースで展示されていたブラックで統一したシステム。液晶には「PG32UQX」が使用されていた |
こちらはガンダムコラボモデルと「Moonlight White」モデルを組み合わせたホワイトで統一したシステム |
こちらはIKEAブースで展示されていたブラックで統一したシステム。デスクには10月に発売予定の電動昇降機能を備えた「UPPSPEL」が採用されている |
エントリーゲーマーや女性でも導入しやすいよう、ゲーミング向けというイメージを敢えて抑えたホワイトで統一したシステムも展示されていた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/