2021.10.01 12:11 更新
2021.10.01 取材
SanMaxから、初のDDR5メモリが登場。パソコンSHOPアークで展示がスタートした。発売日や価格は未定ながら、デスクトップ向けとノート向けの3モデルが用意される。
今秋デビューが予定されているIntel次世代CPU Alder Lake対応のDDR5メモリ。6月にはTeam Groupの「ELITE DDR5」シリーズを紹介したが、今度は国内メーカーSanMaxからもサンプルが披露された。
いずれもメモリクロックは4,800MHzで、レイテンシCL40、動作電圧1.1Vとされる。ラインナップは288pinのデスクトップ向けと262pinのノート向けSO-DIMMで、片面実装のMicronチップを採用。基板の中央にはECC機能も内蔵されるPMICを標準装備している。
Alder LakeとIntel Z690チップセット搭載マザーボードに対応するDDR5メモリだが現時点、具体的な発売時期や価格は明らかになっていない。今回のSanMax製DDR5も「初期のサンプルで、製品として販売されるかどうかは未定」(パソコンSHOPアーク)とのこと。
ちなみに、遡ること7年前。デスクトップPC用向け初のDDR4メモリを発売したのもSanMaxだった。当時販売したパソコンSHOPアークでは対応マザーボードがないものの即完売となっている。Alder Lakeをいち早く導入したいなら、そろそろ予算の確保に向けて準備をしておいた方がよさそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
サンマックス・テクノロジーズ株式会社: https://www.3max.co.jp/