2021.10.07 11:30 更新
2021.10.07 取材
【第90回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、姉妹店と趣の違う味付けが美味しい「家系ラーメン 武将家 外伝」に行ってきます。
ようやく緊急事態宣言が解除されてホッとしているのは、誰しも同じではないでしょうか。まだ飲食店への時短要請は続いていますが、たいていのお店で21時まで営業がOKになり、だいぶ余裕をもって晩ごはんが食べられるようになりました。今回の「アキバのごはん」は、ちょうど宣言明け初日のこと。台風が近寄ったせいで結構天気も荒れた日でしたが、一日のシメに立ち寄ったのが昭和通りの「家系ラーメン 武将家 外伝」でした。
「武将家」と言えば、武蔵家の流れをくむアキバでも人気の家系ラーメンのお店。その姉妹店として「武将家 外伝」が昭和通りにオープンしてから、もう1年半くらいになるでしょうか。
さて、まずは入り口の券売機で食券を購入します。ほぼ毎度同じ物を注文していて、その日も例によって“全増し”仕様な「外伝ラーメン」をポチリ。そこへオプションの「のり」(100円)を追加、さらに店内オプションの「きくらげ」(50円)も注文したので、お会計は税込1,150円でした。なお、ご飯がおかわり自由なのは「武将家」と同じです。
時間は20時ちょい前くらいで、すでに店内はほぼ満員。人通りが少ない割に、その後も引っ切りなしに来店が続きます。席で待つこと15分くらい、ご飯に続いて「外伝ラーメン」が運ばれてきました。チャーシューとのり、ほうれん草、味玉がプラスされた状態に、さらにのりを追加したので、もう大変なことになっていますね。最初にこの状態を見た時には、エッとリアルに声が出てしまったのを覚えています。
ちなみに“お好み”は、「武将家」と同じ“硬め”と“濃いめ”でオーダー。ただしラーメンとしては「武将家」とはだいぶ趣が違っていて、スープは醤油と油の味を強く感じる、濃いめしょっぱめな味わい。さらに一般的なチャーシューとは違い、独特な香りが食欲をそそる燻製チャーシューが使われています。個人的には「外伝」の方が好みですね。
麺はお馴染みの中太麺で、これがスープとの絡みがやたらと良い。そしてスープに浸したのりをご飯に巻いて食べる、これぞ家系の幸せですね。のりは標準の「外伝ラーメン」でも8枚入っているのですが、トッピング追加でその倍くらいに増量。ご飯がめちゃくちゃ進みます。チャーシューや白ごま、漬物などでカスタマイズしたご飯と麺を交互に食べていると、どっちが主役なのか分からなくなりますね。
さて、ご飯をおかわりしたい欲求を抑えつつ、大満足で完食。そんな「家系ラーメン 武将家 外伝」の営業時間は、宣言明けにより21:00まで。以前は朝方まで営業していたお店ですが、かつての日常が戻るまでは、もう少しかかりそうですね。
文: 編集部 絵踏 一