2021.10.14 11:00 更新
2021.10.14 取材
AMDの最新ミドルレンジGPU「Radeon RX 6600」の販売が14日(木)11時より解禁。秋葉原の複数ショップでは計6製品の販売がスタートしている。
「Radeon RX 6600」は、Radeon RX 6600 XTの下位に位置づけられる最新ミドルレンジGPU。フルHD解像度において“画質に妥協することなく快適なゲーミング環境を目指すユーザー”をメインターゲットにした「RDNA 2アーキテクチャ」が採用されている。
主なスペックはブーストクロック2,491MHz、メモリスピード14Gbps、メモリバス幅128bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載。TBP(Total Board Power)は132Wで、補助電源コネクタは8pinx1。推奨電源ユニットは450Wとされ、ローエンドCPUとマザーボード構成による運用も可能。使い勝手の良さが特徴とも言えるだろう。なお気になるパフォーマンスについては検証記事をぜひご一読頂きたい。
入荷を確認したのは、ASUS、ASRock、GIGABYTE、MSI、SAPPHIRE、玄人志向の6メーカーから6製品(MSIは16日発売予定)で、価格は56,100円(玄人志向)~60,280円(ASUS)。
ちなみに売価について「当初予想より高め」(複数ショップ)と話す関係者も多く、一部の製品はRadeon RX 6600 XTの登場時よりも高い。これには事情があるようで「(入荷はほとんどないものの)Radeon RX 6600 XTが最近になって値上がりしている。それに合わせてRadeon RX 6600の価格も決まったようだ」(バイヤー)という。
なお、Radeon RX 6600の初回ロットはそれなりに潤沢。「とはいえ、マイナーのターゲットになれば今週末まで持たない」と話す店員もいた。販売しているのは、パソコンショップアーク、オリオスペック、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD: https://www.amd.com/ja