2021.10.22 12:14 更新
2021.10.22 取材
【第92回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、国産フライドチキンを使ったボリューム満点なチキンバーガーを食べるため「ハイカラフライドチキン」に行ってきます。
平日の昼間もメチャ人通りがある、ヨドバシAkibaの入り口前に「ハイカラフライドチキン」が先週オープンしました。唐揚げ専門店の「からあげ酒場 あげばか」があった場所で、(似て非なるものではありますが)立て続けに“鶏関連”のお店がオープンすることに。もっとも前がとにかくコスパ推しなお店だった一方で、こちらはクオリティ重視がコンセプトの模様。だいぶ立ち位置は違うお店のようですね。
国産チキンを使ったフライドチキンとチキンバーガーが主力のようで、母体になっているのは新小岩にある実力派居酒屋の「からあげバルハイカラ」。「からあげグランプリ」連続金賞の実績をもっているお店が手がけているだけに、どんなフライドチキンが食べられるのか気になります。
なお、注文するメニューは「ダブルハイカラチキンバーガー」に決めていました。看板にデザインされたドドンとチキン二段重ねのイメージは、ガッツリ系大好きな身としては実に惹かれるものがあります。ポテト+ドリンクが付いた“ポテドリセット”と一緒に注文。ドリンクには「クラフトガーデンレモネード」(クラフトドリンクは+100円)をチョイスして、お会計は税込1,100円でした。
ちょうどテイクアウト待ちの人が結構いたようで、先にテラス席に陣取って待つこと15分ほど。順番がきてビッグな「ダブルハイカラチキンバーガー」(ポテドリセット)が運ばれてきました。さすがにチキン二段重ねでは自立が難しいのか、分厚いバンズごと串刺しになっている豪快なスタイル。食べるのも一苦労な感じですが、これはもうかぶりつくしかないでしょう。
新鮮な国産の若鶏(胸肉)を使ったフライドチキンは、昆布や椎茸などの和だしで一晩漬け込んだ上に、低温でじっくり火を入れつつ12種の“ちょっと和風な秘伝スパイス”でカリッと揚げているのだとか。しっかり手間をかけたチキンが使われているようです。
ちなみにチキンは厚みがありますが、非常に柔らかくサックリ噛み切れます。そのチキンに負けないくらいの大きさがあるバンズと野菜、さらに特製の和風マヨネーズでハンバーガーを構成。今回はちょっとマヨネーズが少なめな気がしましたが、味のマッチング自体はかなり良いと思います。
さらに一緒にオーダーした「クラフトガーデンレモネード」が美味しい!絶妙な苦味と甘さ、そして気持ちいい炭酸に舌がシビれました。店内仕込みのクラフトドリンクは、いわく「当店のフライドチキンのスパイスとマリアージュするように」作られているそうですが、単体でも注文したいくらい美味ですね。
さて、そんな「ハイカラフライドチキン」の営業時間は、通常は10:00~22:00まで。ただし10月24日(日)までは、新型コロナのリバウンド防止措置として11:00~20:00までの時短営業になっています。アルコール提供もそれまでお預け、10月25日(月)からの“全開営業”で解禁です。
ビールもサッポロの「SORACHI 1984」が飲めたりと、ドリンクへのこだわりはかなりのもの。飲料専門家がプロデュースしたというアルコール入りの“ハードドリンク”も気になります。アキバの新しい注目スポットになりそうなお店ですね。
文: 編集部 絵踏 一
ハイカラフライドチキン: https://twitter.com/haikarafc