2021.10.28 12:00 更新
2021.10.28 取材
【第93回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、アキバで食べられる豚骨醤油の広島ラーメンを食べに「らあめん 広」に行ってきます。
以前からラーメン好きの店員さんに「あそこのラーメンがメチャ美味しい」と言われていて、ずっと気になっていたお店がありました。秋葉原駅の昭和通り口を出て2~3分、東京で広島ラーメンが食べられる貴重なお店として愛好家に知られている「らあめん 広」です。しばらく続いた宣言中はディナー営業をやっていない日があったり、そもそも閉店時間に間に合わなかったり。どうにも縁がなかったのですが、ようやくこの間行くことができました。
さて、店内にいい具合にお客さんが入っている19時前後に来店。入り口の券売機で食券を購入します。とりあえずスタンダードな「広島らあめん」にしようと決めていたのですが、気がつくと左上で一際目立っていたチャーシュー盛りの「チャーシュー広島らあめん」を押していました。お会計は税込990円です。
さすがに広島のご当地ラーメンを出すお店とあって、店内には悪目立ちしない程度にカープグッズや写真が飾られています。ラーメンが運ばれてきたので箸を取り出したら、箸も真っ赤なことに気付いてクスリとしてしまいました。
それなりにお客さんが入っていたのに、10分と待たなかったと思います。カウンター越しに「チャーシュー広島らあめん」を受領、早速いただくとしましょう。
広島ラーメンは豚骨醤油がベースになっているようで、スープはキレイな黄金色。一口すすってみると、やや甘みがあってまろやか。サッパリ系でもなくこってり過ぎず、非常に食べやすい味は個人的にどストライクでした。
そしてこれまたスープとの絡みが絶妙な細麺が、スルスルといけてしまいます。たっぷり並べられたチャーシューは柔らかくクセがなく、やはりスープとの相性抜群。その他の具材はネギともやしというシンプルなものですが、シャキシャキとした食感がいいアクセントになってくれます。結局スープまでキレイに完食してしまいました。満足!
さて、そんな「らあめん 広」の営業時間は、平日がランチ11:30~15:00、ディナーは18:00~22:00まで。日祝は定休日です。ただし来店時はまだ時短完全解除の前だったので、ディナー営業は21:00(L.O.20:30)まででした。ご店主によれば少し様子見してから通常営業に戻すかも、ということでしたので、来店時間はあまり遅くならない方がいいかもですね。
文: 編集部 絵踏 一