2021.11.18 12:00 更新
2021.11.18 取材
【第96回】暑さと寒さ、午前中に弱いアキバ取材班Bが、秋葉原のショップ店員にコッソリ聞いた、オススメの飲食店を紹介する「アキバのごはん」。今回は、はみ出した大海老が載る本格派天丼を食べるため「てんぷら天芳」に行ってきます。
本格的なディナータイムにはまだ早い時間、駅からほど近い富士ソフトビルに向かっていました。あまりぶらりと立ち寄るような場所ではないですが、1階にはパブや居酒屋に混じって美味しい天ぷら屋さんがあるのです。それが今回お邪魔する「てんぷら天芳(てんよし)」。オープンして今年で10年以上になるお店なのに、場所が場所だけについ最近まで行ったことがなかったんですよね。
それほど大きくない店内には、週末を前に早上がりしてきたのか、早くも一杯やっているお客さんがチラホラ。大将と世間話を交わしている常連さんもいますが、開放感のあるお店なせいか不思議とアウェー感はありません。早速こちらもお目当ての「はみだし海老天丼」(1,100円)を注文することに。さらに食事をオーダーすると50円で大麦若葉(青汁)を出してくれるので、それも一緒に注文します。お会計は税込1,150円でした。
天ぷらは注文を受けてから大将が目の前で揚げてくれるので、多少時間がかかります。ちょうどその日はテーブル2席とカウンターに先客がいたので、15分ちょっと待ったでしょうか。のんびり青汁を飲んでいる内に、お待ちかねの「はみだし海老天丼」が運ばれてきました。
その名の通りはみ出した大海老がトレードマークで、やはり第一印象はデカい!の一言でしょう。うっかり写真も見切れてしまっていますね・・・。この大海老がドドンと三尾入っているという、なんとも贅沢な一杯です。それと野菜が3種。ナスとかぼちゃ、あとはサイズ的にししとうではなくピーマンですね。一緒に味噌汁と漬物もセットになっています。
揚げたての大海老は、衣はサックリで中はプリプリ。しかもかなりの大きさなので、実に食べごたえがあります。しかもこれが三尾、最後にご飯が余っちゃうんじゃないか・・・なんて心配もいりません。さらにごま油のいい香りが強烈に食欲をそそり、どんどん箸が進みます。
途中で卓上にあるタレを適量追加。3種の野菜もいいアクセントになってくれて、あっという間に平らげてしまいました。こんな風に職人さんが揚げてくれて量もがっつりな天丼が1,000円ちょいなら、かなりコスパがいいと思います。大満足でした。
さて、そんな「てんぷら天芳」の営業時間は、11:00~22:30まで。日曜日が定休日になっています。ちなみに今回注文した「はみだし海老天丼」よりもっとお手頃なメニューもありますし、逆に単品でさらに好みの天ぷらを追加して“完全体”を目指すのもアリ。帰りがけに天ぷらで一杯、というのもいいですね。
文: 編集部 絵踏 一
てんぷら天芳: https://www.tempura-tenyoshi.com/