2021.12.11 12:38 更新
2021.12.11 取材
年末に近付くにつれ、TV録画用途などの理由で良く売れるHDD。そこで今回は、TSUKUMO eX.ストレージフロアから「売れ筋3.5インチHDDベスト3」をベテラン店員のWさんに聞いてみた。
例年12月になると良く売れるのが3.5インチHDD。今年も先週あたりから、明らかに購入者が増えてきました。年末にデータを整理する人や、TV録画用など用途はさまざま。ストレージの主役と言えば今やSSDですが、年々値下がりしているとはいえ、まだまだ高価。特に大容量のストレージデバイスならHDDが定番です。今回はそんなHDDの売れ筋BEST 3をご紹介しましょう。
1番人気は、Western Digital「WD Blue」シリーズの8TBモデル「WD80EAZZ」です。もともとコスパに優れることで人気の「WD Blue」ですが、「WD80EAZZ」はやや異色の存在。2TBや4TBといった下位モデルの記録方式はSMRでしたが、NAS向けの「WD Red Plus」等と同じ従来型のCMR方式を採用しています。どちらか優れているかという議論はさておき、やはり人気のCMR方式採用で圧倒的に価格が安い「WD80EAZZ」は売れるべくして売れているといった印象です。
2番人気は、Seagate「BarraCuda」シリーズの6TBモデル「ST6000DM003」。初登場は2018年というロングセラーHDDのひとつですが、人気の理由は価格です。長年にわたり6TBクラスでは最安価格をキープしており、1万円切りで買える「ST6000DM003」は魅力的でしょう。SMR方式で回転数は5,400rpmですが、今後も人気モデルとして売れ続けていくと思います。
3番人気ですが、TOSHIBA「MN08」シリーズの8TBモデル「MN08ADA800/JP」です。24時間365日の長時間連続使用を想定したNAS向けHDDになります。NAS向けならではの高耐久性が特徴ながら、価格の安さがポイント。複数台購入のお客さんもいらっしゃいますね。価格だけではなく信頼性も欲しいという人にオススメです。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/