2021.12.19 08:26 更新
2021.12.19 取材
オランダSTREACOMが手がける、ポータブルベンチマーク台「BC1」シリーズに新モデル「BC1 V2」が登場。カラーはブラック、シルバー、チタンの3色がラインナップされ、オリオスペックで販売中だ。
特徴は8mm厚のアルミニウム板から削り出す高級感。2016年の発売以来ロングセラーが続くポータブルベンチ台「BC1」。このほど販売が開始されたマイナーチェンジ版「BC1 V2」は、従来のデザインを踏襲しつつ、各所に改良が施されている。
従来機種同様、素材には筐体が5052グレードのアルミニウム、ネジがSS304グレードのスチール製をそれぞれ採用。これに足部分の取り付け方向が改良され、「垂直ディスプレイ」モードが選択できるようになった。さらにSFX電源ユニットの搭載も可能になり、電源・リセットボタン(12mmパネルマウントスイッチ規格)の装着スペースを確保した。
別売りの電源ボタンを装着したところ。12mmパネルマウントスイッチに対応する |
また、本体にあったネジ穴を廃止。代わりにマザーボードとPCIスタンドオフの場所に、スチールインサートを埋め込むことで耐摩耗性が向上し、より高い負荷に耐えることができるようになった。
その他、汎用性に優れる「interlocking twin design」ブラケットや、安定性を高めた足部分の大型ゴムパッド、しっかり握って持ち上げることができる2つのハンドルカットアウトを追加。M3と6#32のつまみネジが簡単に識別できるよう、デザインが変更されている。
販売中のオリオスペックによると、見た目はあまり変わらないものの「マイナーチェンジに留まらない改良が施されており、非常に使い勝手が向上している」とのこと。なお初代「BC1」はすでに販売が終了している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Streacom: https://streacom.com/
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/