2021.12.29 00:00 更新
2021.12.29 取材
自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、注ぐだけで自動的に中身をかき混ぜてくれるマグカップ「AUTO MIX CUP」を見ていきましょう。
個人的にコーヒーには砂糖を入れて飲む派なのですが、いちいちスプーンやマドラーでかき混ぜるのが面倒だったりします。かき混ぜた後のスプーンも微妙に行き場がなかったりして、なんとも具合がよろしくない。ところがこの間Makuakeを巡回していたら、そんな悩みを解消してくれそうな「AUTO MIX CUP」を見つけました。
何やら渦が出来ているコレは、自動的に中身をかき混ぜてくれるマグカップ。しかも給電は不要、電源いらずでかき混ぜてくれるという働き者です。All in型の先行販売でありがちな低めの目標金額ではありますが、それでも現時点で目標の3,300%超えを達成しているあたり、注目度は結構なものですね。
それでどうやってかき混ぜているのかと言えば、熱エネルギーを利用した実用新案取得の回転機構が内蔵されているため。熱検査モジュールが20℃以上の温度差を検知すると、マブチモーター製の磁力回転装置が稼働。そのまま中身をかき混ぜてくれるという仕組みです。
常温と20℃以上の温度差があればいいので、冷温不問でかき混ぜOK。特にアツアツの飲み物の場合、かき混ぜることで温度を冷ますという効果も期待できるようです。なお、冷ましすぎは困るという場合に備えて、保温用のフタも付いているのでご安心を。
ちなみに磁力回転装置に連動して実際に中身をかき混ぜている“回転子”は、底に固定された磁力カプセル。底に白い錠剤のようなものが張り付いていますが、これが回転することで、渦ができるくらい強力にかき混ぜてくれているわけです。
カプセルは磁力で強力に張り付いていて、強く振っても外れることはありません。うっかりドリンクと一緒に飲み込んでしまうんじゃ、という心配は無用ということです。その一方で手でつまんで取り外すことは簡単ですから、カップを洗う際も邪魔にならないという。よく考えられていますね。
そしてインスタントコーヒーをはじめ、粉末茶や粉末ジュースなど、様々な粉末飲料のかき混ぜに対応。漢方薬のかき混ぜに使ってもいいですし、蜂蜜など粘度の高いものを入れた場合でも、しっかりドリンクと混ぜ合わせてくれます。
そんな「AUTO MIX CUP」のプロジェクトは、残り20日を切ったところ。一部の早割は終了しており、現時点では20%オフの税込6,384円から早割りプランが選択できます。いつものコーヒーがちょっとだけ楽に、そして楽しく飲めそうなカップですね。
文: 編集部 絵踏 一
Makuake: https://www.makuake.com/