2022.01.18 11:04 更新
2022.01.18 取材
USB PD非対応の旧型ノートPCなどでUSB PD充電を可能にする「PDトリガーケーブル」がShigezoneに入荷している。価格は税込790円から。
USB PDの各電圧で給電できるケーブルで、本来必要になる機器間認証を“偽装”し、USB PD非対応機種でも該当電圧で給電できるのが特徴。電圧/電流値は、20V/5A、19V/3A、12V/5A、9V/5Aに対応するケーブルがラインナップされている。
ショップによると、具体的には「20VのトリガーケーブルとPD充電器を組み合わせて、19VのノートPCを充電するといった使い方ができる」とのこと。古いノートPCの場合でも、トリガーケーブルとコンパクトなUSB PD充電器に充電環境を置き換えることで、かさ張る大きなACアダプタを持ち歩く必要がなくなるというわけだ。
ただし該当する電圧値で無理やりUSB PD給電を行う都合上、機器側が許容できない出力で給電した場合には、機器破損や発火などの危険がある点には注意が必要。ショップでも「使用環境の仕様をしっかり把握している、トリガーケーブルの意味を理解している人向け」としている。当然ながら、機器を破損させてしまった場合の保証などはない。
ノートPC側のコネクタは外径5.5mm/内径2.5mm(2.1mm可)で、ケーブル長は1.2m/2m/3mをラインナップ。価格は19V/3A(1.5m)のみ税込790円で、それ以外は長さ別に1.2mが税込890円、2mが税込990円、3mが税込1,200円となっている。
なお同店では、外径5.5mmプラグに対応した変換アダプタ「ノートPC用電源プラグ34種セット」も1,650円で販売中。セットすべては不要という人向けに、1個300円からのバラ売りにも対応している。
文: 編集部 絵踏 一
Shigezone: https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355326