2022.01.29 14:24 更新
2022.01.29 取材
AMDから、1スロット・ロープロファイルに対応するワークステーション向けグラフィックスカード「Radeon PRO W6400」が登場。スマートフォンのパッケージのようなコンパクトサイズの化粧箱も特徴的だ。
DTPや2D CAD、2Kクラスまでのグラフィックス処理など比較的ライトな用途向けとされるワークステーション向けモデル。コアアーキテクチャは、上位の「Radeon PRO W6000」と同じ「RDNA 2」を採用。基本スペックは、トランジスタ数54億、コンピュートユニット数12基、レイアクセラレータ数12基、ストリームプロセッサ数768基、FP16(半精度)のピーク性能は7.07TFLOPS、FP32(単精度)のピーク性能は3.54TFLOPS、Infinity Cacheは16MB、ビデオメモリはGDDR6 4GBで、メモリ帯域は128Gbps。
代理店は株式会社エーキューブ。入荷数はそれほど多くないようだ |
バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x4/x16形状)、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×2で、解像度は8K(7,680×4,320ドット)なら1画面、5K(5,120×2,880ドット)や4K(3,840×2,160ドット)なら2画面まで出力できる。カード長は168mm、1スロット厚の小型VGAクーラーを備えるほか、ロープロファイル対応ブラケットが付属する。
「ワークステーションカードですが、ロープロサイズでUltra-HD HDRディスプレイをサポートするなどニーズはありますね」(販売ショップ)とのこと。入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
AMD: https://www.amd.com/ja
株式会社エーキューブ: http://www.acube-corp.com/