2022.02.14 10:36 更新
2022.02.14 取材
スーパーファミコンのコントローラをUSBゲームパッドに改造することができる「SFCコントローラー USBゲームパッド化基板」の取り扱いが家電のケンちゃんにて始まっている。技術系サークルの「Geeky Fab.」が手がける同人ハードウェアで、価格は税込2,580円。
スーパーファミコンの純正コントローラを流用し、“USBゲームパッド化”するためのキット。部品はすべて基板に実装済みのため、はんだ付けなどの電子工作は不要だ。必要な工具は精密ドライバーのみ、内部の基板を入れ替えるだけで完成する。
また、本来のコントローラのボタン不足を補うため、B/X/Y/L/Rに2種類のボタンを割り当てる「ボタン二重割り当て機能」、十字キーをアナログジョイスティックモード/ハットスイッチモード/Z軸・Z回転モードに切り替えることができる「十字キーモード切替機能」を備えている。
マイコンは「PIC16F1459」を実装しており、オープンソースのファームウェアで運用。サークルによれば「ファームウェアを編集することでマクロや連射機能などの実装も可能」とのこと。なお動作確認OSとしては、Windows 11/10、Raspberry Pi OSなどが挙げられている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926