2022.02.17 12:00 更新
2022.02.17 取材
電車に乗らないのに総武線ホームに行くシリーズ、今回用があるのは6番ホームのすぐ近くにあるお蕎麦屋さん「新田毎 秋葉原」です。私が普段使っている京浜東北線のホームから階段を上ってすぐ、山手線への乗り換えの際に通る連絡通路沿いある、総武線ユーザーにとってはお馴染みのお店ですね。電車に乗る前後でパパッと腹ごしらえをしたい、という向きにはピッタリな場所にあります。
ちょうどその日は、東京でも積雪になるであろうと予報されていた寒い日で、行き交う人も心なしか足早な感じ。乗り換えに向かう人並みに混じって階段を上ると、目立つ黄色い看板が目に入ってきます。そう、火木土日は「ステーキカレー」がサービス価格の690円で提供されているんです。
もっとも週の半分以上はサービス価格で提供されているので、おそらくほとんどの人はこの価格で食べているはず。お店に入って券売機に向かい、“当店のおすすめ品!”とアピールされているボタンをポチリ。そのまま注文カウンターでチケットを渡します。
この手のお店はスピードが身上、それは「ステーキカレー」であっても変わりません。サービス価格の日は出る数も多いんでしょう、セルフの水をコップに注いでいる間に手際よくカレーが出てきました。ほぼおやつの時間なタイミングで席は空いていましたが、周りを見渡すと半分くらいの人が同じメニューを食べてるようですね。
やや深さのある器に盛り付けられたカレーのライス側に、ステーキがドドンと鎮座。有楽町にあるカレー専門店「ふくてい」の名物メニューとのことで、これが「新田毎」で食べられるのは同じ運営会社だから。まぁそんな話はさておき、冷める前に手早くいただくとしましょう。
まずは“主役”と言っても差支えないステーキからですね。前に食べた時はもう少し焼き目がついていた気もしますが、この価格であれこれ言うのは野暮でしょう。厚みがあるステーキはかなり柔らかく、相変わらずしっかり肉を食べている感覚が味わえます。
コショウが効いて肉の自己主張はやや強め、その反面カレーは辛さがあまりない日本風カレーという組み合わせ。実にバランスがとれたパートナーだと思います。途中で卓上のソースをステーキにかけると、これまた濃いめの味に変わってグッド。電車を降りてすぐにコレが食べられるのは嬉しいですね。
そんな「新田毎 秋葉原」の営業時間は、6:30~23:00まで。さすが駅のホーム付近にあるお店だけに、かなり早めの時間から営業しています。あまり遅めの時間には行ったことがないのですが、最近は閉めの時間は早めかもしれませんので、そのあたりはご注意を。
文: 編集部 絵踏 一