小型・軽量ボディに最先端ゲーミングスペックを詰め込んだ「ROG Flow Z13」

ASUS JAPAN株式会社（本社：東京都千代田区）は2022年2月17日、第12世代Intel CoreプロセッサとGeForce RTX 30シリーズを搭載するROGブランドの最新ノートPCを発表した。モバイル端末として最強クラスの性能を誇る2-in-1スタイルの「ROG Flow Z13 GZ301」をはじめ、3製品を市場に投入する。

「ROG Flow Z13 GZ301」は、“かつてない強力なタブレットゲーミング”を謳う2-in-1のWindows 11搭載ゲーミングデバイス。キックスタンドで自立するSurfaceスタイルの端末で、タブレットモードや着脱式キーボードと合体したラップトップモードはもちろん、外部GPUや大画面ディスプレイを接続してデスクトップPCのように使うことができる。

2-in-1スタイルの端末としては破格のスペックが魅力で、最大で14コアのCore i9-12900HとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載。それでいて高密度のアルミニウム合金を採用したボディは、1.2kgを切る軽量設計に収めた。ディスプレイはWQUXGA（3,840×2,400）/60HzまたはWUXGA（1,920×1,200）/120Hzの13.4型液晶を備え、最大8.1時間のバッテリー駆動に対応している。

タブレット状態における外形寸法は、幅302mm、奥行き204mm、高さ14.5mm。非常に小型かつスリムなボディにハイスペック構成が内蔵されており、冷却機構にはベイパーチャンバーや最薄0.1mmの極薄ブレードを採用した専用設計の「アークエアフローファン」を採用。CPUの熱伝導材にはThermal Grizzly製の液体金属グリスが使われている。

また、「ROG Flow Z13 GZ301」をはじめ今回発表のROGゲーミングノート製品には、CPUを介さずディスクリートGPUを直接ディスプレイに接続する「MUXスイッチ」を搭載。これによりゲームのレイテンシが大きく削減され、パフォーマンスは従来から平均15％向上するという。

なお、CPUとグラフィックス以外のスペックは、メモリがLPDDR5-5200MHzの16GB、ストレージはPCI-Express4.0に対応する最大1TBのM.2 NVMe SSDを内蔵する。ネットワークはWi-Fi 6に対応。Thunderbolt 4や指紋センサーを備え、ハイレゾとDolby Atmosに対応するスマートアンプ内蔵のデュアルスピーカーを搭載している。

そのほか、オプションの外部GPUユニット「ROG XG Mobile」を接続できる専用ポートを実装、GeForce RTX 3080 Laptop GPUにグラフィックス機能を強化することができる。

市場想定売価は、Core i9-12900HとGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載する「ROG Flow Z13 GZ301ZE」が税込254,800円から、Core i7-12700HとGeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載する「ROG Flow Z13 GZ301ZC」が税込239,800円から、Core i5-12500Hと内蔵GPU構成の「ROG Flow Z13 GZ301ZA」が税込199,800円となっている。