2022.02.19 23:40 更新
2022.02.19 取材
キオクシアの四日市工場および北上工場にて発生した不純物混入について。1月下旬から3D NANDフラッシュ「BiCS FLASH」の生産に影響が出ているとされているが、ストレージメーカーや代理店、ショップにも動きが出始めた。
ある代理店関係者によると「メーカーからの仕入れ価格は約5%ほどの上昇で、今のところそれほど上がっていない。不具合発生が1月下旬ということは、実際に市場への影響が出るのは4月下旬頃からでしょう」とのこと。
また、あるショップバイヤーは「現在はメーカーや代理店にも在庫があるが、今後は入荷が止まる可能性が高いと言われた。今すぐの購入制限は考えていないが、来週も情報収集しながら様子を見る」という。
Samsungなどコントローラ・NANDともにインハウスのメーカーを除き多くのメーカーで影響が出る事が予想され、「Samsung製のSSDをいつもより多めに発注し在庫を確保した」という話も。なおドスパラ秋葉原本店のように、今週からいち早く購入制限を設けているショップもある。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi