2022.02.24 12:00 更新
2022.02.24 取材
うっかり取材が押してしまい、20時付近になってしまった日のこと。立ち寄ったお店で「いやー、もう終わっちゃったんですよ」と申し訳なさそうに答える店員さんに会釈を返しつつ、晩メシ難民の一人になったことに気が付きました。いやはや、20時までの時短営業は結構シビアですよね。でもそういえば、あそこならまだやってたんじゃ・・・と思い出して向かったのは、JR秋葉原駅の構内にあるTokyo Food Bar 秋葉原です。
秋葉原駅の中にあるフードコートで、さすが駅ナカだけに朝早くから夜遅めまで営業しているのが素晴らしい。現在は時短営業ながら21時までやっているので、20時過ぎの晩メシ難民にとってはオアシスのような存在です。
ちょうど入り口にあった“肉系メニュー一新”の看板に惹かれて、フードコートの真ん中にある「親父の製麺所 Tokyo Food Bar秋葉原店」で食べることに決めました。讃岐うどんのチェーン店で、確か上野の駅ナカにもお店がありましたよね。あらためてカウンター近くのメニューを眺めていると、速攻で「何にしますか!」と元気のいい店員さんに声をかけられました。
あまり悩んでも仕方ないので、注文したのはちょうど目の前にあった「牛肉温玉ぶっかけ」(690円)です。お昼ご飯抜きでお腹が空いていたので、「ミニカレー丼」(250円)もプラス、お会計は税込940円でした。トレイを持ってレジまで進み、お会計を済ませて箸などを取っていると、あっという間にうどんが運ばれてきました。
ちょうどいい塩っぱさのつゆに入っている、柔らかめなうどんと甘めな味付けの牛肉という組み合わせです。歩き疲れた後は、この塩っぱさが嬉しいところ。つゆは冷温どちらも注文できますが、冬なので当然温つゆ。とは言えそれほど熱さはないので、冷める前に肉やネギと一緒にズルズルっといただきましょう。途中で温玉を崩してマイルドに味変、これで十二分に幸せになれます。
ちなみに一緒に頼んだミニカレー丼は、思った以上に辛味があってビックリ。いや、実際はそれほど辛くはないんですが、まったり甘めな、いわゆる“おそば屋さんのカレー”を想像していたんですよね(うどん屋ですけど)。結果的には、甘めな味付けの肉うどんにピッタリな相棒になってくれて、大層満足でございました。
さて、そんな「親父の製麺所 Tokyo Food Bar秋葉原店」(というかTokyo Food Bar 秋葉原)の営業時間は、7:00~21:00まで。ラストオーダーは閉店の15分前です。あともう少しだけ世間の時短営業は続きそうですが、万が一晩メシ難民になったら駅ナカのフードコートに駆け込むのもアリですよ。
文: 編集部 絵踏 一