2022.03.12 09:16 更新
2022.03.12 取材
「Ryzen 9 5950X」が104,800円から85,800円へ、なんと19,000円安。AMDのメインストリーム向けCPU「Ryzen 5000」シリーズの販売価格が11日(金)より大幅に値下げされた。複数ショップによると「キャンペーンによる27日(日)までの期間限定値下げ」だという。
デビュー以来、飛ぶ鳥を落とす勢いだったRyzen 5000シリーズだが、昨年11月、Alder Lake-Sこと第12世代Intel Coreプロセッサの登場により、人気CPUの座を明け渡す事に。「価格、性能ともに魅力的なIntelが売れるのは当然」(某ショップ)という声が多く聞かれた。
今回の大幅値下げは、秋葉原のショップ店員にとっても嬉しいニュースになっているようだ。もともとマザーボードの価格はIntelよりも安く、高性能なモデルも多いため「CPUの価格が手頃なら、今でも十分売れる要素はあります」と大手パーツショップのバイヤーは話す。
新モデル投入のウワサもチラホラ聞こえるRyzen。まずは現行モデルの大幅値下げで反撃の機会を窺う |
16コア32スレッドで8万円台まで値下がりしたRyzen 9 5950Xを筆頭に、Ryzen 7 5800Xが8,000円安の55,800円、Ryzen 5 5600Xが6,800円安の32,500円と、いずれも魅力的な価格設定になっている。AMD X570やAMD B550搭載マザーボードは、ラインナップ・価格ともに充実しており、選択肢も豊富だ。これからRyzenで新規にPCを組むのはもちろん、「この機会に、デビュー当時購入したCPUからアップグレードを狙うのもアリでは」(某ショップ店員)。
多数のモデルが販売中のSocket AM4対応マザーボード。用途に合わせて豊富な選択肢が用意されている |
値下がりを確認したのは、パソコンショップアーク、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD株式会社: https://www.amd.com/ja/