2022.03.25 15:08 更新
2022.03.25 取材
単相200Vコンセント環境なら最大2,000Wまで出力できるFSP(本社:台湾)のフルモジュラー電源ユニット「CANNON PRO 2000W」がアキバに登場。オリオスペックとパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で販売がスタートした。
同クラスの電源ユニットとしては、容量2,050Wの「HELA 2050 Platinum」がSilverStoneから発売済みだが、販売価格は税込82,000円前後とかなり高価。一方、「CANNON PRO 2000W」は税込58,300円と容量の割には安価に購入することができる。
またPCI-Express 6+2pinコネクタが合計18個と豊富に用意されており、グラフィックスカードを複数枚搭載するハイエンドワークステーションやマイニング用途に好適。さらに店員からは「まもなく登場がウワサされている某ハイエンドグラフィックスカードも、この電源なら安心」との声も聞かれた。
付属のACケーブルは単相200Vコンセント用だが、別途100Vコンセント用のケーブルを用意すれば最大1,200W出力の電源ユニットとしても使用可能。冷却ファンは135mmのダブルボールベアリングファンで、コンデンサには日本メーカー製105°対応コンデンサを採用する。
電源効率の指標となる80PLUSプログラムは80PLUS GOLD 230V EU認証を取得し、保護回路はOCP (過電流保護回路)、OVP(過電圧保護回路)、SCP(短絡回路保護)、OPP(過負荷保護回路)、OTP(過温度保護回路)、UVP(出力低電圧保護)を備える。
外形寸法は幅150mm、奥行き200mm、高さ86mm、重量2.64kg。MTBFは100,000時間、製品保証は3年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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