2022.04.27 00:00 更新
2022.04.27 取材
アキバのショップスタッフにとっては必需品、学生の時分にもペンケースの中に入れて持ち歩いていました。日常生活ではそれほど出番は多くないながら、なんだかんだでお世話になる機会がある・・・ズバリ今回の主役はカッターです。
ただし普通のカッターが文房具や工具然としたものがほとんどなところ、ただいまKickstarterでプロジェクトが進行中の「Twilight Blade」は一味違う佇まい。このカッターが漂わせるカッコよさに共鳴した人は多かったようで、現時点で目標額1,200%オーバーの資金を調達するなど注目を集めています。
まず「Twilight Blade」のカッコよさはメタリックな質感にあるのですが、その素材は高耐久かつ優れた防錆性を備えるチタン。クリエイターはチタン素材を用いた様々なガジェットを設計・製造している「Titaner- US」で、彼らは過去にもチタン製の扇子などの製品でプロジェクトを成功させています。その最新作がカッターというわけですね。
形状としては折りたたみナイフを連想させるもので、折りたたんだ状態はわずか92mm。そしてワンタッチでシュパッと開くのが実にカッコいい・・・。なんだか意味もなく持ち歩きたくなります。
使われているのはグレード5のチタニウム(GR5 Titanium)で、金属として良好な引張特性や最大300℃までの抗クリープ性、抗疲労性、抗亀裂拡張性、耐腐食性を備えた材質。手にフィットする形状にデザインされ、加工方法の違いでSandblast/Stonewash/CNCの3タイプから選べるようです。なお、暗闇で光るトリチウムバイアルを取り付け可能なスロットもあり。重さは52.24gとのこと。
そしてブレードに「SK5」規格のカッター替え刃が使える点もトピック。この手のガジェットは消耗部分が専用品だったりするものですが、日本でも普通に手に入る替え刃が使えるのは嬉しいところ。交換もロックボタンを押して抜き差しするだけ。ロック機構は頑丈なので、勢いよくカットしてもガタつく心配は無用です。
さて、そんな「Twilight Blade」のキャンペーンは、2022年5月3日14:34(日本時間/UTC+09:00)まで。出資に関しては、支援額109ドルからの早割プランが用意されています。カッコよく持ち歩いて、カッコよく使えるマイカッターが手に入るチャンス。所有したい欲求が刺激されます。
文: 編集部 絵踏 一
Kickstarter: https://www.kickstarter.com/