2022.05.17 12:01 更新
2022.05.17 取材
骨伝導ドライバーを含めたクアッドハイブリッド型のドライバー構成を採用する、Unique Melodyブランドのハイエンドイヤホン「MEST indigo」が発売されている。日本国内で60台が限定販売される製品で、e☆イヤホン秋葉原店本館における価格は税込287,100円。
補聴器開発で培った骨伝導技術を積極的に採用する、カスタムIEMメーカー・Unique Melodyによる最上位イヤホン。ダイナミック型×1、バランスドアーマチュア型×4、静電型×4、骨伝導×1の片側10ドライバーを搭載したクアッドハイブリッド仕様を特徴とする。
静電型ドライバーを4基搭載することによる伸びやかな超高音域に代表される、洗練されたサウンドが魅力。また、両面振動圧電セラミックスタイプの骨伝導ドライバーを採用することで、骨伝導をフルレンジで使用可能になった。使用感については、ショップによると「空間の広さと艶のある元気な描写が魅力で、突き抜ける音が心地良い」とのこと。
ハイグレードのカーボンファイバーを用いたシェルと、松笠と樹脂を組み合わせた「スタビライズド・フルーツ・ウッド」のフェイスプレートを採用。ケーブルには上位グレードのOCC導体で構成された専用設計の「UM Copper M3 Custom Cable」、イヤーピースとして体温によりフィット感が変化する「AZLA SednaEarfit XELASTEC」が付属する。
主な仕様は、再生周波数帯域20Hz~70kHz、音圧感度118dB@1kHz、インピーダンス13.2Ωなど。なお、初回入荷分は即完売しており、5月下旬に再入荷予定。ショップによると「おそらく次回が最終入荷になる」とのこと。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607