850W電源とオールインワン型水冷を標準装備

Cooler Master Technology（本社：台湾）の人気Mini-ITXケース「MasterBox NR200P」に、電源ユニットとオールインワン型水冷ユニットを標準装備したバリエーションモデル「MasterBox NR200P MAX」が登場した。

グラフィックスカードは厚さが3スロット、長さは336mmまで対応し、80PLUS GOLD認証を取得した850Wの大容量SFX電源ユニットや、280mmラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットを標準装備。さらにPCI-Express4.0（x4）対応のライザーカードも付属しており、第12世代Intel Core i9/i7クラスのCPUとハイエンドグラフィックスカードを組み合わせた小型ゲーミングPCを無理なく構築することができる。

基本スペックに変更はなく、ドライブベイは3.5インチシャドウベイx1、2.5/3.5インチシャドウベイx1、2.5インチシャドウベイx2。冷却ファンはトップ120/140mmx2、ボトム120mmx2（3.5インチHDD搭載時は120mmx1）に対応。外形寸法は幅185mm、奥行き377mm、高さ292mm。サイドパネルは強化ガラスとスチールが付属する。

なお本体カラーはブラック・グレーの1色のみで、現時点では残念ながら「MasterBox NR200P」のようなカラーバリエーションは用意されていない。

入荷を確認したのはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、価格は税込47,800円。電源ユニットやオールインワン型水冷ユニットは、ケーブル長を最適化したカスタマイズ仕様ということで「価格的には妥当だと思います」（店員談）とのこと。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/Tawashi（取材）
Cooler Master Technology： https://www.coolermaster.com/jp/ja-jp/