2022.05.28 11:39 更新
2022.05.28 取材
Antecから、オープンフレームPCケース「CANNON」が発売された。入荷を確認したのはオリオスペックで、売価税込69,799円。近日中に水冷パーツを組み込んだサンプル機も展示予定だ。
最大の特徴は、360mmサイズラジエターがフロントに1ヵ所、サイドに2ヵ所、リアに1ヵ所の“最大3ヵ所同時搭載”ができる拡張性。販売ショップも「DIY水冷のベースとなるPCケースとして組みやすそう」と話す。他にも、付属のライザーケーブルを使うことで、グラフィックスカードの搭載スペースが、フロントまたはサイドが選択可能。さらにポンプユニット搭載スペースを設けるなど、水冷環境に適した設計になっている。
マザーボードは90°回転レイアウトで、33mmのケーブルマネジメントエリアやケーブルが密集する電源周りを隠すPSUシュラウドなどを装備。ドライブベイは3.5インチシャドウベイx1、2.5インチシャドウベイx2、有効スペースはグラフィックスカードが長さ385mmで、ASUSやMSIのGeForce RTX 3090も搭載可能としている。外形寸法は幅261mm、奥行き604mm、高さ481mm、重量約10kg。
各箇所3台ずつ、計12基の冷却ファンを搭載できるため、ハイエアフロー構成にすることもできる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Antec: https://www.antec.com/
株式会社リンクスインターナショナル: https://www.links.co.jp/