2022.06.02 11:30 更新
2022.06.02 取材
日々ガッツリ系だのこってり系だのを食している人間なので、たまには健康に良さそうな物を食べようと思います。今回向かったのは、秋葉原駅の電気街口からすぐの高架下に広がる、CHABARA(ちゃばら)の中の「こまきしょくどう 鎌倉不識庵」。アキバでは珍しい、精進料理が食べられるお店なんです。
席に案内されて、メニューを眺めて悩むことしばし。聞いていた値段はランチタイムの話だったか・・・と思いつつ、一番上にある「精進ごまどうふ定食」を注文することに。お会計は1,760円です。
10分ほどで運ばれてきたのは、小鉢が3つ付いたオシャレな御膳。当日は通常の黒米入りご飯を切らしてしまったそうで、ご飯が本来はプラス料金の酵素玄米に(料金変動なしで)変わっています。メイン料理のフライは甘めの餡がかかっていて、柔らかくもギュッと締まった食感。これは車麩のフライだそうで、なるほどこうして非動物性の食材に代替されているわけですね。
切り干し大根やオクラ、筍の小鉢と並んでいるのが、定食の名前になっている胡麻豆腐。ほどよくワサビが効いた痺れる味わいで、ピンク色はビーツで色付けをしているのだとか。ミョウガが入った味噌汁は味濃い目で、トータルでバランスが取れた一膳といった印象です。初見では量が少ないかなとも思いましたが、食べ終わったら不思議と満足。“摂るべきものを摂った”というような感覚でしょうか。
そんな「こまきしょくどう 鎌倉不識庵」の営業時間は、11:00~20:00まで。ラストオーダーが19:00とやや早めな点は注意ですね。それと手頃なお値段で食べたいなら、ランチタイム一択ということになりそうです。
文: 編集部 絵踏 一
こまきしょくどう: https://www.kamakura-komaki.com/