2022.06.14 00:00 更新
2022.06.14 取材
ウチで扱っている同人ハードウェアの中でも、指折りの人気モデルがこちらの「スクリーンセーバーキラー」。これまでコレオシしたことがなかったのは意外でしたが、入荷してすぐ売り切れてしまうタイミングも結構ありましたからね。
ちなみにメインの機能は非常にシンプルで、その名の通りPCのスクリーンセーバー動作を防いでくれるというもの。それを聞いて「何に使うの?」という人も(当然ながら)いるでしょうけど、「これは・・・!」と閃く人が結構な数いたということです。
USBポートに挿すとHIDデバイスとして認識。「30秒ごとにマウスカーソルを1ピクセル動かして戻す」という動作を自動で繰り返して、スクリーンセーバー入りを防ぐという仕組みです。会社でどうしても設定上スクリーンセーバーをオフにできないシステムを使っていたりとか、そういう場合に役立ってくれるというわけですね。それ以外に、テレワーク全盛の頃は「これなら離席バレを防げる」という理由でもメチャ売れてくれました(笑)。
シリーズは現在3モデルを販売していて、ちょっとゴツい見た目をしている「スクリーンセーバーキラー」(3,200円)は、一番最初に発売されたフル機能版。スクリーンセーバーのキャンセル機能に加えて、マウスの左クリックやEnter、Escキーを一定間隔で連打する機能が付いています。連打のタイミングは0.5~10秒間隔で設定できますよ。
それ以外の「忍者2」(3,200円)と「くのいち」(3,600円)は、スクリーンセーバーのキャンセル機能のみを搭載したコンパクト版ですね。「忍者2」がUSB Type-Aで「くのいち」がType-C。基本機能だけで十分という人が多いので、一番売れているのは(コネクタも一般的な)「忍者2」だったりします。
それとどれもソフトウェアで設定したり常駐させたりする必要がないので、その点も安心して使える理由でしょうか。会社の環境だと、勝手にソフトを入れられない場合がほとんどですからね。テレワークが落ち着いたとは言え、今後も需要が尽きないアイテムだと思います。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926