2022.06.21 00:00 更新
2022.06.21 取材
いまや我々が生活する上で欠かせない物の一つとして、USBケーブルが挙げられると思います。日々スマホや色んなデバイスの充電にもお世話なっていますが、パッと見ただけでは仕様が分かりにくい。コネクタや規格が同じでも内部の仕様や品質は別モノなわけで、それを見分けるのは大変なことです。
今回ご紹介するのは、目では確認できないUSBケーブルの情報アレコレがひと目で分かってしまう「USB CABLE CHECKER2」。ケーブルを扱う人間にとっては必携のアイテムで、私の周囲では世帯普及率70%超えを誇るくらい人気になっています(笑)。
使い方は至極簡単で、ケーブルのコネクタをそれぞれA側とB側に取り付けて電源を入れるだけ。片方がType-AまたはType-C、もう片方がminiUSB/microUSB/Type-Cのケーブルに使用できて、ケーブルの結線状況からEmarkerチェック、プラグシェルの地絡、ケーブルの抵抗値の確認ができます。
ちょうどデモ用に接続しているのは全結線タイプのUSB3.2ケーブルなので、ご覧の通り信号線のLEDがすべて点灯しているのが分かるでしょう。ディスプレイには抵抗値も表示されています。これを利用して抵抗値の少ないケーブルを選別したり、データ転送やOTG機能、USB PD対応の有無がひと目で把握できるというわけです。
ここまで情報が分かるのに、5,000円台半ばで買えてしまうというのは素晴らしい。同様の機能をもつチェッカーもないわけではないですが、専門性が高すぎて高価だったり、一般人ではなかなか手が伸びない製品がほとんど。それがコレなら手頃な価格で買えますから、一つ手元に置いておけば日々重宝すること間違いなしです。充電が遅いと思ったら、実は抵抗の高い微妙なケーブルだった・・・のようなことが一瞬で判別できますからね。
今なら「エルミタ見た」で、全結線のType-C L字アダプタに加えてType-A L字アダプタもオマケとしてもらえるぞ |
ちなみにウチではオマケとしてType-CのL字アダプタ(350円相当)をお付けしているんですが、この記事をご覧になった方には、さらにType-AのL字アダプタ(左右のどちらか/290円相当)もプレゼント!どれもそれなりに探すのが大変な全結線タイプのアダプタなので、このチェッカーと一緒に色んな用途に活躍してくれると思いますよ。
文: 編集部 絵踏 一
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