2022.07.22 12:41 更新
2022.07.22 取材
Ryzen Threadripper PROシリーズに対応する、サーバー・ワークステーション向けマザーボード「WRX80D8-2T」がASRock Rackから発売開始。取材時点で販売を確認したのはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、販売価格は税込145,000円。
E-ATXやSSI CEB/EEBなどの大型フォームファクタの製品が多いRyzen Threadripper PRO対応マザーボードだが、「WRX80D8-2T」ではATXフォームファクタに対応するため、標準的なミドルタワーPCケースにも搭載できる。
またネットワークはIntel X710-AT2によるデュアル10ギガビットLANを標準装備。さらに7本の拡張スロットはすべてPCI Express 4.0(x16)接続のため、マルチGPU環境が必要になるGPGPUやハイエンドワークステーションなどの用途に向く。
チップセットはAMD WRX80、ソケットはsWRX8、メモリスロットはDDR4-3200×8本、グラフィック・マネジメントコンローラはASPEED AST2500、リアインターフェイスはD-Sub×1、USB3.2 Gen 1 Type-A×2、COMポート×1。なおCPUはZen 3のRyzen Threadripper PRO 5000 WXと、Zen 2のRyzen Threadripper PRO 3000 WXに対応するが、いずれも現在は単体販売が確認できず「マザーボードを購入する際には相談して欲しい」(ショップ店員談)とのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/取材:Tawashi
ASRock Incorporation(ARock Rackブランド): http://www.asrockrack.com/