2022.07.27 00:00 更新
2022.07.27 取材
集中しようとスマホでタイマーを仕掛けたけれど、気になってちょくちょく画面を見ては通知をチェックしてしまう・・・そんなことはないでしょうか。普通にタイマー付きの時計を使えばいいわけですが、もっと味のある手段として砂時計を使う手もあります。数字ではなく、見た目で直感的に残り時間が分かるのもいいですよね。
今回チェックしていくのは、ただいまKickstarterでプロジェクトが進行中の「Focus Timer」。パッと見では時計のようには見えないですが、ちょうど砂時計のように使うことができるガジェットなのだとか。目標額850%以上の資金を調達してプロジェクトは成功、製品化が決まっています。
独特なフォルムは確かに砂時計のそれで、ヒントをもらえば何となく使い方も分かりそうなもの。光っているライトが砂時計の砂と同じ役目を果たしていて、残り時間が直感的に把握できるようになっています。
ライトは全部で10段階、1~100分の時間を設定可能です。この「Focus Timer」に可動部品は一切なく、本体をひねる(回転させる)と目盛りがアップしていく仕組み。1~10分までは1分刻みの設定が可能で、LEDカラーはブルー。さらに回転させるとLEDカラーがイエローに変わり、10分刻みで10~100分に設定できるという次第です。
時間が経過するごとに目盛り減っていくのは、普通の砂時計と同じ。時間をリセットしたい時も砂時計スタイルで、ひっくり返すともう一度同じタイマーを仕掛けることができます。ちなみに時間がきても砂時計の場合は気付かないこともありそうですが、「Focus Timer」の場合は“心地よい音”を鳴らしてお知らせしてくれます。もちろんミュートも可能ですよ。
なお、ひねったりひっくり返したりといった動きは、内蔵する9軸加速度センサーが検出しています。電源はバッテリ駆動で、スマホ同様にType-Cケーブルを使って充電する仕様。BluetoothやWi-Fiといった機能は一切なく、砂時計的な機能のみにフォーカスしたタイマーなのです。
さてそんな「Focus Timer」のキャンペーンは、2022年9月9日(日本時間/UTC+09:00)まで。支援額は59ドル(8,000円前後)からから用意されています。砂時計という味のあるアナログガジェットをイマドキにチューンしたようなアイテム、日々時間に追われながら作業している身としては気になる限り。なお個人的には、一時停止機能くらいはあってもいいのかな、という気がしています。
文: 編集部 絵踏 一
Kickstarter: https://www.kickstarter.com/