2022.08.01 10:56 更新
2022.08.01 取材
PC ON/OFF時に発生するポップノイズがオーディオアンプなどへ負担をかけることを防ぐ「AutoMuter」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。技術系サークル「TRKS」が手がけた同人ハードウェアで、税込4,840円で販売されている。
Windows OSに対応するデバイスで、オーディオインターフェイスの電源ON/OFF・認識時に発生するポップノイズをカットすることが可能。ポップノイズはアンプなどのオーディオ機器に悪影響があるため、電源ON/OFFに合わせて音声信号を自動で制御することで、機器にポップノイズを伝えないようにしている。
OSが起動するまでミュート状態にしておくことで電源ON時のポップノイズをカット。OS起動後に自動起動設定した専用アプリが起動すると、ミュートが解除される。専用アプリはタスクトレイ常駐型で、OSがシャットダウン動作に入ると再度「AutoMuter」をミュート状態にすることで、電源OFF時のポップ音を遮断するという仕組みだ。
基板上には、オーディオインターフェイスを接続する入力側の6.35mmフォンジャックとアンプ・ヘッドホンなどを接続する出力側6.35mmフォンジャック、PC接続用のmicroUSB端子を搭載。対応OSはWindows 10/11でMacには対応しない。
なお、製品には「AutoMuter」の基板をマウントするアクリルケースが標準で付属。ただしPC接続用のmicroUSBケーブルは別途用意する必要がある。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926