2022.08.29 12:30 更新
2022.08.29 取材
レトロPCのMSX向けFM音源カートリッジ「似非OPM-ROM」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。技術系サークルの「にがHP」が手がけた同人ハードウェアで、価格は税込15,840円。
FM音源を搭載したフラッシュROMカートリッジで、4オペレータ8音(ステレオ)のFM音源「YM2151(OPM)」を内蔵。ヤマハの「SFG-01/SFG-05」互換音源として使用できる。
ステレオミキサーを内蔵しており、MSX本体や他の音源カートリッジの音声信号をミキシングして出力可能。音源のクロック周波数は、標準3.58MHzと4MHzをスイッチで切り替えることができる。
また、ASCII MegaROMコントローラ準拠の「似非ROM」として動作するフラッシュROMカートリッジ機能を搭載。4Mbit(512KB)までのMegaROMファイルをMSX実機でインストールして起動できるほか、BIOS ROMをインストールすることでSFG-0x専用アプリケーションを動作させることができる。
なお、対応機種はMSX/MSX2/MSX2+/MSXturboR。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926