2022.09.15 11:30 更新
2022.09.15 取材
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員に、イチオシのお店を教えてもらう「秋葉原のおいしいごはん」。今回は、家電のケンちゃんの特殊ハードウェア担当である原田さんが、もっぱら(営業時間の都合上)オフの日に家系成分を補給しに通っているという「家系ラーメン 武将家 外伝」に行ってきます。
同氏がほぼ固定で注文しているらしいイチオシは、ズバリ「ほうれん草ラーメン」。在庫があれば刻みタマネギのオプションを追加するらしいですが、今回は切らしていたようなのでプレーンな状態でいただくことに。お会計は850円でした。
ちなみに注文時に麺や味付け、油などの“お好み”を聞かれるのですが、ベテラン勢は食券を折って渡すだけで通じるらしいと聞いてビックリ。左上の角から麺→味→油→ご飯の量を意味するらしく、この場合は麺硬め・味濃いめ・ご飯大盛りになるのかな。もっともこれでツーカーになるのは常連だけのようで、私の場合はちゃんと確認されました(笑)。
ちょうどスキマなタイミングだったのか、数人いた先客を含めて15分ほど待たされることに。ちょっと焦れてきたあたりで「ほうれん草ラーメン」がようやくの到着、スープの上に張った油を眺めているだけで食欲が湧いてきます。
それではさっそくサラリとした黄色みが強いスープから。うーん、このガツンとしょっぱい濃いめな味がいいですね。武将家といえばUDX向かいに本家(?)があるわけですが、そことはだいぶ味が違います。原田さんいわく、この外伝のスープがお好みで足繁く通っているのだとか。
コシのあるストレート気味な中太麺は、長さもちょうどよくスープにしっかり絡みます。スープの旨味がちゃんと舌に残ってくれるので、なんともご飯のすすむこと。たっぷり入ったほうれん草や、スープに浸した海苔と一緒に食べるご飯が実に美味しい。これまた本家と違う、燻製風味のチャーシューもご飯のいいお供になってくれます。おかわりは自由なので、大食らいな方は(常識の範囲内で)好きなだけ食べればいいんじゃないでしょうか。
なお「武将家 外伝」はいつからか朝5時からの営業になっていて、出勤前に“朝ラー”を喫することもできます。はたして、このしょっぱさを朝一で流し込んでいいかは分かりませんが・・・。
家系ラーメン 武将家 外伝 所在地:東京都千代田区神田松永町16 営業時間 5:00~20:00 |
文: 編集部 絵踏 一