2022.09.15 21:37 更新
2022.09.15 取材
インテル株式会社(本社:東京都千代田区)は、「東京ゲームショウ 2022」で、まもなく登場予定のデスクトップ向けハイエンドGPU「Arc A750」を搭載するグラフィックスカードを展示している。
今回ブースに展示されていたのは、ASRock「Challenger」シリーズに属するオリジナルモデルで「ストライプアキシャルファン」による2スロット占有のデュアルファンクーラーを搭載。また補助電源コネクタは8pin×2で、出力インターフェイスはHDMI×2、DisplayPort×2を備える。
詳細スペックは明らかにされていなかったが、リファレンスモデルではXeコアが28基、レイトレーシングユニットが28基、XMXエンジン448基、コアクロック2,050MHz、メモリ帯域は512Gbps、ビデオメモリはGDDR6 8GBとされている。
「Arc A770 Limited Edition」を搭載したデモ機。先日のプレスリリース通り、ビデオメモリは16GBになるとのこと |
またブースでは、最上位GPU Arc A770を搭載したIntelオリジナルエディション「Arc A770 Limited Edition」を搭載したゲーミングPCの実動デモも行われていた。PCにはIntel Arcへの最適化が謳われている「Ghostbusters: Spirits Unleashed」がインストールされ、実際に動作を試してみたが、ゲームが滑らかに動作していた。なお担当者によれば「発売時期は現時点で未定だが、それほど遠くないうちに正式リリースをお届けすることができるだろう」とのこと。
その他、先日詳細検証をお届けした「Intel Arc A380 Challenger ITX 6GB OC」や、Arc A380を搭載したマウスコンピューターのミニゲーミングPC「G-Tune PL-B-A380」、NUCベアボーンキット「NUC12 Extreme」も展示されていた。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東京ゲームショウ2022: https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/
インテル株式会社: https://www.intel.co.jp/