2022.09.15 22:33 更新
2022.09.15 取材
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(本社:東京都台東区)のブースレポート第2弾は、同社初の無線LANゲーミングルーター「RadiX」シリーズを取り上げる。
製品ラインナップはWi-Fi 6に対応する「RadiX AX6600」(型番:GRAX66)と、9月2日に国内で認可されたばかりのWi-Fi 6Eに対応する「RadiX AXE6600」(型番:GRAXE66)の2機種。
ルーターではCPUの温度が75℃前後になると動作が不安定になる。そこで、MSIではヒートパイプを搭載したヒートシンクを採用することに決定した |
いずれもCPUの冷却には、グラフィックスカードやノートPCのノウハウを生かした、ヒートパイプ搭載の大型ヒートシンクを採用し、ヒートパイプのない標準的なヒートシンクに比べてCPU温度は10℃以上も低下。これにより、高負荷時でも安定した通信が可能になるという。
Wi-Fi 6Eに対応する「RadiX AXE6600」には、ドラゴンロゴやアンテナ部分にLEDイルミネーションを備える |
Wi-Fi 6に対応の「RadiX AX6600」はイルミネーション非対応 | いずれのモデルにも2.5ギガビットWAN/LANポートを搭載 |
またトラフィックの優先度を調整して、ゲームや動画視聴時の帯域不足を解消する「AI QoS」やMSI製ノートPCに対して、優先的に帯域幅を割り振る「MSI First」などの独自機能を搭載する。
「RadiX AX6600」に合わせて、USB接続のWi-Fi 6無線LAN子機も発売される |
現時点で国内発売時期は未定ながら、Wi-Fi 6対応の「RadiX AX6600」は順調なら年内にも投入予定。Wi-Fi 6E対応の「RadiX AXE6600」については、国内認可が降りたばかりのため、普及状況を見て投入時期が調整されるとのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東京ゲームショウ2022: https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: https://jp.msi.com/