2022.09.27 22:00 更新
2022.09.27 取材
「X670E Taichi」は、シリーズのフラッグシップに位置付けられるE-ATXフォームファクタ対応のハイエンドマザーボード。24+2+1フェーズ構成の105A SPSと105A プレミアムチョークを組み合わせた、堅牢な電源回路を搭載している。市場想定売価は税込99,980円。
DDR5-6,600MHz対応のメモリスロットとPCI Express 5.0(x16)×2の拡張スロットは、いずれも信号の安定性を高めた「表面実装技術(SMT)」で実装。ストレージはPCI Express 5.0に対応したヒートシンクフル装備の「Blazing M.2」スロットその他を備えるほか、さらに放熱性能を高めるためのファン付きヒートシンク「Blazing M.2 Gen5 Fan Heatsink」も付属している。
そのほか、Killer E3100G 2.5ギガビットLANとKiller AX1675X 802.11ax(Wi-Fi 6E)によるネットワーク機能、ESS SABRE 9218 DACを備えたオーディオ回路を搭載。最大40Gbpsに対応するThunderbolt 4互換のUSB4や、高レポートレートに対応した「Lightning Gaming Port」など充実したインターフェイスも装備している。
なお、ASRockが今年で設立20周年を迎えるにあたり開発された、大理石調の特別デザインを採用する「X670E Taichi Carrara」もリリース。基本仕様は「X670E Taichi」と同等だが、ASRockらしい遊び心あふれるスペシャルエディションと言える。こちらの市場想定売価は税込104,980円。
「X670E Steel Legend」は、16+2+1フェーズSPS構成の電源回路を搭載する高耐久マザーボード。「X670E Taichi」(および「X670E Taichi Carrara」)がE-ATX対応のため、本製品がATXフォームファクタの最上位モデルという位置付けになる。市場想定売価は税込60,980円。
「表面実装技術(SMT)」を用いたメモリスロットはDDR5-6,600MHzに対応。ストレージは「Blazing M.2」を含む4基のM.2スロットを備え、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1を実装している。
ネットワークは2.5ギガビットLAN+ギガビットLANとWi-Fi 6E+Bluetoothに対応。「従来モデルはUSBポート数が物足りない」というリクエストに応え、リアだけで10基以上のUSBポートを備える点も特徴だ。