2022.09.28 00:00 更新
2022.09.28 取材
ビールを注いで泡がたっぷりになってしまったら、普通は失敗したなぁと思いますよね。ところが先週からGREENFUNDINGでクラウドファンディングが始まっている「ニトロ・ビールサーバー」は、あえてアワアワなビールを作るのが目的。もちろん普通の泡とは別モノで、濃密な“もちもち極上泡”は口当たりも最高というから、俄然気になってしまいます。
まだキャンペーンがスタートしてからそれほど間が空いていませんが、現時点で目標額約250%の資金を調達してプロジェクトは成功。早くもビールラバーの注目を集めているようです。
ビールを長時間冷たく保つステンレススチール製ボトルを採用した、窒素カートリッジが使用できるポータブルサイズのビールサーバー。窒素ガスを注入することで、簡単に“もちもち極上泡”のビールを注ぐことができるというシロモノです。中に入れるのは特別なビールである必要はなく、いつもの缶ビールでOK。それでどう味が変わるんでしょうか?
実際に「ニトロ・ビールサーバー」で注がれた泡を缶ビールから注いだ泡と比べてみると、濃密度の違いが一目瞭然。お店で達人がサーバーから注いでくれたビールのようなきめ細かさで、泡の粒1つずつにビールの芳醇な香りが凝縮しているのだとか。全身アワアワな純白ビールは2分ほどで少しずつ黄金色に変化していくのですが、その過程で味や口当たりのグラデーションが楽しめるのも醍醐味だそうです。
ちなみに本来はビール用のマイボトルを開発しようとして、酸化を抑える効果がある窒素ガスを注入したら、泡だらけになってしまった・・・でも飲んでみたらメチャ美味しい!という経緯で誕生したのが、この特別なボトル。チェコにはビール泡を楽しむ「ミルコ」という飲み方があるらしいですが、クリーミーな口当たりは一度のむとヤミツキになるそうですよ。
なお保冷性に優れたボトルは“キンキンに冷えまくり”を維持できる構造で、入る量はちょうど1リットル。ボトルとフタ、注ぎ口、窒素カートリッジ取り付け部のみのシンプルな構成なので、手入れも楽ちんです。
そんな「ニトロ・ビールサーバー」のキャンペーンは、2022年11月15日まで。現在のところ22%オフの超早割が利用できて、支援額は17,160円から選択できます。ちなみに“もちもち極上泡”を作り出すキモになっている窒素カートリッジは、Amazonなどで手軽に調達が可能。リターン品にも2本が付属するようです。配送は2022年3月になっていますが、これはたぶん2023年3月のことでしょうね。
文: 編集部 絵踏 一
GREENFUNDING: https://greenfunding.jp/